昨日、つい最近知り合った悩める22歳の友が泊まりに来た。実は、先月も相談を受けていたのだが、またこうして来てくれることは嬉しい。遇うのはこれで3回目である。
ただ、前回も彼に言ったのだが、
『貴方を助けてあげようとは思ってないからね。助けてあげたいけれど、助かる要素は、貴方自身の中にあるのだから…』
と念を押した。だから、いつも、アドバイス的なことはあまり言わない。むしろ、相手の話すことのもっと奥にあるものに耳を傾けていく。とにかく大事なのは、その人の話す内容よりももっと奥の『心』が何を語っているのか?である。
とことん聞いてゆく。そうすると、心が和らいでいく人たちは大きく3パターンある。
①とにかく話を聞いてもらってスッキリするタイプの人
②話し続けるうちに、自分のモヤモヤや課題点が整理されていくタイプの人
③自分の言葉により、新たな物事の見方を発見していくタイプの人
注目すべきは、③タイプの人だ。
その人本人は、しゃべっている途中でも気づいていないことが多いが、悩み話をしていくと、その方の人間性や哲学みたいなものが出てくることがよくある。出てくる回数は個人差があるが、悩んで悩んで悩みぬいている人は、普段から自身の哲学を自然に磨いているのである。だから、ふとした瞬間に言葉の中にそれが出てくるのだ。
要するに、それが出てくるまで、ジッと聴くのだ。そして、『聞』の字のように、心の門を開いてくれた瞬間に、きちんと耳を傾けていくのだ。そうして出てきた人間性や哲学を前に、その方の心の豊かさと深さをさり気なくお伝えするのである。
すると、『えっ!?何で分かるの?』という表情をされたり言葉にされたりする。
分かるも何も、その人自身の言葉として出てきたものを、少し表現や見方を変えて伝わるように言葉にしているに過ぎないのである。
すべては、その人の中に元気になる要素で満ち溢れている。
『傾聴から聞くということへのリレー』をする時間と余裕をいつも持っていたいものである。そう、彼との時間の中で教えられたのだった。
ただ、前回も彼に言ったのだが、
『貴方を助けてあげようとは思ってないからね。助けてあげたいけれど、助かる要素は、貴方自身の中にあるのだから…』
と念を押した。だから、いつも、アドバイス的なことはあまり言わない。むしろ、相手の話すことのもっと奥にあるものに耳を傾けていく。とにかく大事なのは、その人の話す内容よりももっと奥の『心』が何を語っているのか?である。
とことん聞いてゆく。そうすると、心が和らいでいく人たちは大きく3パターンある。
①とにかく話を聞いてもらってスッキリするタイプの人
②話し続けるうちに、自分のモヤモヤや課題点が整理されていくタイプの人
③自分の言葉により、新たな物事の見方を発見していくタイプの人
注目すべきは、③タイプの人だ。
その人本人は、しゃべっている途中でも気づいていないことが多いが、悩み話をしていくと、その方の人間性や哲学みたいなものが出てくることがよくある。出てくる回数は個人差があるが、悩んで悩んで悩みぬいている人は、普段から自身の哲学を自然に磨いているのである。だから、ふとした瞬間に言葉の中にそれが出てくるのだ。
要するに、それが出てくるまで、ジッと聴くのだ。そして、『聞』の字のように、心の門を開いてくれた瞬間に、きちんと耳を傾けていくのだ。そうして出てきた人間性や哲学を前に、その方の心の豊かさと深さをさり気なくお伝えするのである。
すると、『えっ!?何で分かるの?』という表情をされたり言葉にされたりする。
分かるも何も、その人自身の言葉として出てきたものを、少し表現や見方を変えて伝わるように言葉にしているに過ぎないのである。
すべては、その人の中に元気になる要素で満ち溢れている。
『傾聴から聞くということへのリレー』をする時間と余裕をいつも持っていたいものである。そう、彼との時間の中で教えられたのだった。