宣セーショナル

宣承をひらく

最強の戦士たち

2009-10-31 15:57:51 | 日記
 西和賀町長選公開討論会が、昨日、温かい余韻に包まれながらに幕を下ろした。

 厳しいタイムスケジュールの中、両候補予定者共にご自身の独自性をお話しになっていたし、何せ、お帰りになる時の両候補予定者の晴れやかな表情、そして、聴講にいらして下さった350名の住民の皆さんのにこやかな表情に安堵した。

 中立公平にするためにも、あまり辛辣な質問もできない。しかし、一歩踏み込みたい!という思いの中での90分一本勝負。お二方、其々のお力によって、すべてとは言えないが、自ら踏み込んで語って下さったと思う。

 最初の会議が10月10日。あれから3週間でやってのけたスタッフの心意気と行動力には本当に救われた気持ちだった。みんなかっこいいよ、ここの仲間は。
 みんなすばらしい動きで本当は甲乙つけられないけれど、でも敢えて言いたい。MVPは菜っちゃんですね。これは全員一致だと思う。助かりました。

 多少改善すべき点は複数あるものの、合格点でしょう。みんないい顔してたよね。公開討論会、やっぱり絶対必要と確信した夜。

おかげさま。


【追伸】最後にもう一つ。会場に、西和賀高校の3年生が7名も来てくれていた。これは新たな扉が開いた感がある。将来を創っていける彼らがあの場所にいてくれること。これは大きな前進である。彼らの希望を摘まないためにも、このような公開討論会の意義と役割は幅広い筈である。有権者じゃない若いこれからの人たちに向けたメッセージも聴けた。
 嬉しかったなぁ、来てくれて。

いよいよ公開討論会

2009-10-28 05:59:21 | 日記
【期 日】2009年10月30日(金)
【時 間】18:30~20:30予定
【場 所】志賀来ドーム〔沢内バーデン近く〕
【名 称】西和賀町長選公開討論会
【主 催】西和賀町長選公開討論会を実現する有志の会
【参加費】無 料〔カンパ箱設置〕
【その他】託児所設置

 いよいよ迫ってきた公開討論会。全戸配布後、多少ルールを変え、より討論型になるようにと話し合われた数日間。再び両候補予定者先に出向き、説明させて頂いた。

 大枠の時間設定としては、「1テーマ10分×4=40分」に変わりはないのだが、1テーマ毎に、時間の制限を設けながら、より対談風になるようにと設定した。要するに、『1テーマにつき2分半ずつ交代トーク×4回=10分』として、交互に持論を語って頂くのだ。そのため、タイムキーパーは合計5名置くことにした。

 中身としては、例えば将来ビジョンというテーマについて10分間語るとして、その10分間の間に、どこに焦点を合わせてよりコンパクトに話すかがカギとなる。
 4回のすべてを福祉について語るもよし、4回それぞれに①医療②産業③教育④町民協働などというように散りばめて話すもよし、その方の課題認識と独自性の色が出てくることを期待したいのだ。

 他ではあまり類を見ないこのルール。怖いところも確かにある。けれども、この町の将来に向かって、町民が町をつくる意識で参加していくような機運を高めたいがために、敢えてこの手法で挑む。

 今回の西和賀町長選公開討論会は、町長選だけを見据えているのではなく、将来の町民意識が同じベクトル〔町を護るんだということに誰一人敵は居ない、創らない!というニュアンス〕で熱していくように……と願っているのだ。


 ぜひ、今週金曜日、ご参加いただき、町民自らが考え護っていく町づくりを、また考えていきませんか。皆さん力合わせれば必ずできる!そんな力がある!

部分だけ見る人

2009-10-27 21:56:05 | 日記
 物事の部分だけ見て判断してしまう人が最近多い気がする。
 他人の噂然り、自身の目で見たことであっても、ほんの一部目撃しただけなのに、すべて分かったような評価をしてしまうのだ。

 例えば、既婚の女性が、他の男性と食事していたってだけで、

『デートしていたよ。』『楽しそうだったよ。』『何かあるんじゃない?』『旦那のことほったらかして、何かあったのかね?』『男好きなんじゃない?』

等々、言いたい放題適当なことをおもしろおかしく言う。そんな適当過ぎる情報を今度は、周りから聞いた旦那が鵜呑みにして、奥様を疑い始める。
これは、悲惨な負のスパイラルである。

 その食事の前後にあったものは何だったのか?それらの吹聴を鵜呑みにする旦那自身の視野と心の狭さには絶句である。一部分しか見てるに過ぎない周囲の声を鵜呑みにしてしまうとはね。

 しかし、こんな大人や子供が増えているのだから悲しい。

 
 物事や人を見る目は、もっと全体像を見れる訓練をすべきではないだろうか。

井戸端会議とゴミ端会議

2009-10-26 22:22:39 | 日記
 これは、『聞く力』という本の中に出てくるのだが、昔の奥様方は井戸端会議ができていて、現代の奥様方はゴミ端会議に陥っているという話である。
(ただし、女性に限ったことではなく、あくまで話のネタとして、奥様たちの例を挙げさせていただく。)

 あるエピソードとして、
『家の旦那、最近帰り遅いのよねぇ。連絡もないしさ、何なんだか。。。』
と話したとする。

 これを井戸端会議にかけると、
『あらぁ、家もそうよ。男なんてそんなもんよ。どこも同じよねぇ。そうそう、そう言えば、あそこのスーパー安売り始ったわよ。』
などと言っていた。
 要するに、一度、共感してから、それをまるで水に流してくれるかのような形がそこには存在していたのだ。一度受け止めて聞き流すとでも言えようか。他の話題に転換して、もっと広い心で生活しているようにも感じる。

 一方、同じエピソードが、現代型ゴミ端会議になると、こうなる。
 『家の旦那、最近帰り遅いのよねぇ。連絡もないしさ、何なんだか。。。』
 「あら?それ怪しいわね。もしかして女じゃないの?携帯(電話)見たの?えっ?見てないの!それ絶対怪しいわよ。絶対追及すべきよ!」

 要らない知恵をつけて、ますます心のゴミ(不安や疑い)はつもるばかりである。事実を追及し過ぎると、物事のほんの一部分しか見ないことになり、疑心暗鬼とストレスは積もるばかり。。。前後関係や全体像を見ないまま、そのほんの一部分に苦しんでいく。ほうっておく、流しておくという日本人の本来の大らかな心こそ、人を育ててきた筈ではないかな。


 部分でしか判断できない見方や事実を追求し過ぎる見方は、未来を担う子供たちを狭い人間に育ててしまうという危険性もあるんではないでしょうかね。

いのちのシンポジウム

2009-10-25 22:31:05 | 日記
 一昨日と昨日の飲み過ぎがたたり、何と九時まで眠り込んでしまった。

 今日は、岩手県立大学のシンポジウムのパネリストを務める日。具合が悪すぎるわフラフラするわで最低のコンディション。とにかく全く良くならない。よって、サエに送ってもらって会場へ。結局、打ち合わせには遅れてしまった。(超汗)

 シンポジウムが始まっても眠くて眠くて。。。何とか自分のしゃべりもいつも通りできて、無事終わりました。

 昨晩、遅く最後まで一緒に飲んでた和也くんが聴きにきてくれていたのですが、終わってからメールで、

『あれだけ飲んでも、次の日は、いつも通りお話ができるんですね。さすがです。』

と言ってもらって、少しは良かったんだなと実感しました。和也くん、ありがと。


 いやぁ~しかし、久しぶりにキツカッタだすな。

岩手日報の八重樫くん結婚

2009-10-24 22:12:42 | 日記
 岩手日報の八重樫くんの結婚披露宴にお招きいただき、ステキな時間を過ごせました。

 まず、二人の馴れ初めなど、新聞にして皆さんに渡していたのですが、『祝って日報』なんてやつで、内容も充実の笑いを誘うものでして。

 そして、いよいよ本人登場!!……何と戦国武将の鎧と兜姿ではないか!!楽しいサプライズ。続いて巻物を広げ始めて八重樫くんのあいさつ!!……でもあいさつはいつもの八重樫くんのしゃべりで、ガクっときました(笑い)。

 圧巻は、奥様のお父様に捧げたスピーチ。お母様が早くに亡くなられていたため、お父様とおばあちゃまががんばって育て上げたのだそうで、そん中でも感動的だったのが、

『私が高校時代部活のキャプテンをやっていて、試合でも仲間ともうまくいかず悩んでた時、お父さん、「これはね、お前にとって成長するために起こっていることなんだよ。将来に役立つことを今、試練としてやっているんだよ。だからがんばって向き合ってこい。」と言ってくれて、本当に救われたことを思い出していました。』

 こんなエピソード、あまりにもステキ過ぎて、僕は号泣の号泣ゾーンへ。ちゃんと話したお父様とそれをきちっと受け止めた娘と、何てステキなんだと涙が止まりませんでした。

 泣きすぎてどうしようかというところで、八重樫くんのあのちょっとホンワカさせるようなラストスピーチで会場は再び笑いの空気へと変わりました。いいコンビだね、八重樫夫妻は。

 帰り、最終電車で帰ってきた僕は、感慨深く披露宴を思い返していました。あまりに気持ちが入りすぎたのと超酔っぱらっていたのもあって、何とほっとゆだ駅過ぎたことにも気づかず、二駅過ぎた黒沢のコールで、

『ああ、まだ黒沢か…』

などととぼけた思考回路。結局、次の小松川のコールでやっと異変に気づき、慌てて降りて。しかも、無人駅で近くには家が一軒見えるだけ。。。さびしくタクシーを待ちながらも、披露宴の余韻と自分のあほ過ぎる行動に、クスクス笑う変なおっちゃんが居りましたとさ。

余韻の中で

2009-10-23 22:01:58 | 日記
 チター&ソプラノのクラシックコンサート、大成功でしたね。

 かなり気を使いましたが、とってもフレンドリーなアーティストの方々で、何だか楽しかった。チターの音色が素敵だったことと、ソプラノのすばらしい歌声に会場はいい色に染められていました。

 200人も来て下さって、動員というかチケットがんばって売って下さった皆様、ホント感謝です。福島から来て下さった方もいて、嬉しかったなぁ。

 最後打ち上げでは、アーティストのお二人も上機嫌で、なごりおしい感じでした。

 最高の音楽と最高の仲間のハーモニーに酔いしれた一夜でした。

2009-10-22 22:33:07 | 日記
 人のおかげで道ができる。
 人のおかげでその道を歩ける。
 人のおかげで歩く勇気をもらえる。
 人のおかげで勇気が希望を創る。
 人のおかげで希望の道へと変わる。

 
 いよいよ明日、おかげさまでつながったウィーンの音楽が西和賀に舞い降りる。

 いのちを大事にする町から発したメッセージが、いのちを癒す音楽として海の向こうからこだまして還ってくる。多くの人に、明日、いのちのハーモニーが再び西和賀から発進される日となればいいな。


 銀河ホールにて18:30、チター&ソプラノの最高峰の音楽をぜひ聴きに来てくださいね。

実は、

2009-10-21 22:30:41 | 日記
 実は、家の子供たち二人が16日の日から入院中である。一人は喘息、一人は肺炎。サエがずっと泊まっている。

 何とこの入院中の3名、先週まで京都行ってた組である。要するに、疲れたんだね。よって、再び父子家庭突入。しかし、今回は想定外でもあり、抜けられない仕事等めっちゃ入っていたため、実にハードな日々となっている。ババちゃんの介護と子守りと仕事…再び!である。

 特に心配したのが、一番下の2歳の奈子。我慢して我慢してようやく遇えたお母さんがまた居なくなってしまって。。。ところが、今回は一段成長した娘がそこにいた。ニコニコしながら、

『お母さん居ないの?…奈子、父、好きぃ~。父と寝るぅ~。』

と慣れた感じで喋ってくれて。これも父子共に、本当の絆を獲得するための授かりものなんだろうね。ありがたいことなんだね。

 でも、もう入院から1週間近くなってきて、保育所では昼寝して寝起きに大泣きして、窓の向こうに向かって、

『おかあしゃ~ん、おかあしゃ~ん……』

って泣き続けていたんだって。僕の前では、我慢して元気にしてくれて、でも辛くて心の底の気持ちが出たんだね。

 すまない奈子。でも、がんばろうな奈子、もう少しだぞ。

W-講演

2009-10-20 22:17:42 | 日記
 本日、W-講演の日。

 北上市の某ホテルにて、何と、朝6時からの講演だった。早っ。。。

 倫理法人会モーニングセミナーというもので、色んな職種の方々〔ほぼ管理職〕が、仕事前に毎週火曜日にこういったセミナーをやっているのだそうだ。

 初参加でもある僕は、直前まで、

『朝から皆さんホントに聴いてくれるんだろうか?寝られるんじゃないかな?』

と不安に思っていた。。。が、しかし、そういう思いを持っていたことが恥ずかしいくらいの現実に遭遇することになる。

 まるで体育会のような、

『おはようございます!よろしくお願いします!!』

の超大声。会則のような17条をご参加の50名超の方々みんなで読み上げた後、講演へと入った。

 その元気な空気のおかげでとてもやりやすく、朝から得意のネタ、『死ぬこと生きること』爆笑ライブをやらさせて頂いた。皆さん、死ぬ話でご満悦!?……その後の朝食会もとても盛り上がっていた。

 朝食後、少し休憩してから二戸市へ。午後から、『二戸市社会福祉大会』の記念講演を仰せつかっていた。

 結果は、早朝から賜った元気でもって、お察しの通り、超気持ちよくお話しさせて頂いたことは言うまでもない。


 とってもエネルギッシュな1日。とっても実りある1日だったけれど、さすがに帰路の2時間半の運転は、実りが過ぎた感じだった。

 でも、やっぱりおかげさま。