宣セーショナル

宣承をひらく

2018年 碧祥寺報恩講へどうぞ

2018-10-24 06:28:21 | 日記
今年も報恩講の時節となりました。
報恩講は、宗祖親鸞聖人の11月28日のご命日に教えを通して私自身のありのままの姿に出遇わせていただく時間です。その11月28日の東本願寺での報恩講に先んじて全国各地で行われるお取越しの報恩講。わが碧祥寺でも以下の日程で行われます。
今年の講師は、私の大学時代の同回生・寺澤三郎くんです。大学時代は私は昼の男で彼が夜の男(三郎先生の言葉より)として別々の道を歩んでおりましたが、20年以上経って、今やこうしてつながって生きております♪


【日 時】初日11月10日(土)13時半~16時、2日目11月11日(日)10時~12時半
【場 所】碧祥寺本堂
【持 物】お念珠(数珠)
【対 象】どなたでも
【 他 】どの時間に入ってもいいですし、どの時間に抜けても全く問題ございません。一度来てみたら、あぁ、そんなに固くないんだ。いいもんだなぁ…とおっしゃる方が本当に多いのでございます。



お待ちしておりやんす♪



2つの行事に来てください

2018-09-10 18:03:02 | 日記
★寺子屋しゃべり場★
【期 日】9月22日(土)
【時 間】13時30分~16時30分
【場 所】遊古林〔西和賀町湯本〕
【対 象】中学生・高校生・元子ども〔誰でも参加できます!〕
【中 身】①「文庫X」の作者・長江貴士氏の講演『常識ってなに? 適応力を考える』
     ② 自己紹介しゃべり場『自分を漢字一文字で表現しよう』
     ③ 想像力しゃべり場『〝愛〟のつく貴方の好きな言葉、歌、本、映画を教えて下さい』
     ④ 遊び&真剣しゃべり場『常識って何?』『愛って何?』

【連絡先】090-4049-1659〔太田宣承〕



★碧祥寺秋の彼岸会★
【期 日】9月23日(日)
【時 間】13時30分~16時30分
【場 所】碧祥寺〔西和賀町沢内太田〕
【対 象】人類誰でも!
【中 身】① 勤行
     ② 秋田県のお寺さん今井正明先生のご法話〔私が大好きな先生です!何度拝聴しても心地好い♪〕
     
【連絡先】090-4049-1659〔太田宣承〕

学ぶべき心得…デンマークサッカー協会少年指導10ヶ条

2018-06-28 22:03:37 | 日記
サッカーワールドカップ2018は、まぁ波乱続きの大会で、寧ろおもしろくなってきている。メッシ率いるアルゼンチンが2戦目まで最下位かと思えば最終戦で不死鳥の如く復活を遂げたり、逆にあの世界ランク1位のドイツが予選最下位で敗れる大波乱。。。ドイツは過去4大会すべて3位以上で、前回大会は優勝国である。

一方、日本の躍進もすばらしく感動的な時間をいただいているこのところ。。。
これから始まる予選リーグ最終戦、ぜひ、がんばれニッポン!1位通過目指して♪

そんな中、先日、ベスト16へ名乗りを上げた堅いディフェンスのデンマーク。この国ではサッカーも盛んなのは当然なのだが、少年指導の考え方として、注目すべき心得が今、話題となっている。


<デンマークサッカー協会 少年指導10ヵ条>
1.子どもたちはあなたのモノではない。
2. 子どもたちはサッカーに夢中だ。
3. 子どもたちはあなたとともにサッカー人生を歩んでいる。
4. 子どもたちから求められることはあってもあなたから求めてはいけない。
5.あなたの欲望を子どもたちを介して満たしてはならない。
6.アドバイスはしてもあなたの考えを押し付けてはいけない。
7. 子どもの体を守ること。しかし子どもたちの魂まで踏み込んではいけない。
8.コーチは子どもの心になること。しかし子どもたちに大人のサッカーをさせてはいけない。
9.コーチが子どもたちのサッカー人生をサポートすることは大切だ。しかし、自分で考えさせることが必要だ。
10.コーチは子どもを教え導くことはできる。しかし、勝つことが大切か否かを決めるのは子どもたち自身だ。



何という深い指導だろうか。
自己決定と自己責任を国民の理念というか心得として根付かせている国。
サッカー指導の中にもそれが息吹いている。

昨今、日大アメフト部の大事件と体制の大問題がクローズアップされているが、日本スポーツ界全体の氷山の一角かも知れない。いや、スポーツ界のみならず、日本教育の柱として、このデンマークの心得が必要なのではないか?
そのように強く思う。

豊かな人間性を育成するためのスポーツであり、教育であって欲しいと切に願う。


まぁ、何はともあれ、この話は一先ず心に閉まっておいて、サッカー日本代表の応援を始めるとしよう♪

ふんばれ、日本♪

寺子屋コンサートの新たな幕開け♪

2018-06-26 21:50:10 | 日記
先週末の寺子屋コンサートは、ギリギリの準備過ぎてバタバタ感が否めなかったが、終わってみれば大盛会の催しとなった。

これまでは本堂の中でのコンサートだったが、11回目の今年は野外コンサート♪
駄菓子屋や飲み物も振る舞われたが、今回の注目は西和賀のお母様方によるお重をバイキング方式で自由にとって食べられるというもの。お重の中身は、おこわであったり山菜であったり煮付けであったり……。15種ほどのお重に併せて、大槌のホタテや塩わかめが並ぶ。

皆さん、本当に愉しそうで嬉しそうな笑顔だったなぁ♪

アーティストの3組も個性が光りステキだった♪

シンギングボウルの波動で参加者を心地好い世界へと誘ったMakiさんの空気感は今回もやさしかった。多くの人が眠ってしまっていた♪2日後には光寿会にも来て頂き、お年寄りと体がボロボロと言われまくっている理事長のために波動ケアして頂いた。

2組目のシンガーソングライター荒井善博さんの歌は、めちゃくちゃ上手くて、『歌うまいねぇ』って声掛けたら、『プロに向かってあたり前のこと言うな』って周りからツッコまれたけど、それぐらい半端ねぇ(笑)歌だった♪高校生、キャ~っ♪って言ってたな♪

Bon creazeは、今回も圧巻のステージだった。ボーカル悠晃くんは本職のお経よりも声が合っている気がする。それほどキレイな声。ギターのゴーゴーのしゃべりくりもおもしろ過ぎて、大阪代表は西和賀に強烈な風を巻き起こして下さった♪

歌と料理とドリンクと、そしてあのロケーション…ステキにマッチングして参加者を包み込んでいた♪あの贅沢な時間…。参加者は30名ちょっとだったから、婦人会の方々は口々に、

『こんなステキな時間を過ごせるなんて思っても見なかった。勿体ないくらいだよね、もっと参加者いれば良かったのにね~。』

そうおっしゃっていた。
そのとおり、もっと多くの人たちとあの贅沢な空間を共有したいとも思ったが、いやいや、あのくらいの人数だからこそ、あのステキ過ぎる空気感に仕上がったのかも知れない。

寺子屋コンサートの新たな幕開けの瞬間にも感じる時間だった。

おかげさまです。。。

改めて、協力して下さった皆さま。

*お重の料理に腕を振るって下さった西和賀町婦人連絡協議会の皆さま
*ボランティアとしてお手伝いをして下さり、大人のバカ騒ぎの時間を一緒になって楽しんでくれた賢き西和賀高校生の皆さま
*浜の海産物をお忙しい中でも取り揃えて下さった大槌町吉里吉里のアニキ
*この会のためにご寄附下さった足長おじさんやおばさん
*安心のステキなステージを創り上げて下さったアーティストの皆さま
*そして、様々な形で協力してくれた有志の仲間たち

本当にありがとうございました♪
また、集いましょう♪

2018年 碧祥寺寺子屋コンサート♪

2018-05-23 10:02:41 | 日記
2018年も寺子屋コンサートやりまぁす♪

今回は、マイナーながらもステキなステージを演出して下さるゲストは、南は大阪から北は花巻(笑)まで、それぞれ躍動する3組の若者をお呼びします♪

しかも今回は、食べながら呑みながら、気楽に音楽を楽しめる場を企画いたしましたぁ♪

料理は、地元・西和賀の母さん方のお重(手料理)が並ぶ予定。さらには海の幸も…!?

ぜひぜひお越しくださいませ♪


【期 日】2018年6月23日(土…友引)
【時 間】開場13:30  開演14:00(終了予定時刻16:30)
【場 所】碧祥寺本堂
【入場料】1000円〔大槌町吉里吉里へ〕
【特 典】①手料理をお持ちの方は、入場料還元。事前に申し込みお問い合わせをお願いします!
②呑みながら食べながら愉しい音楽ライヴへどうぞ♪






大雨決行の運動会はどうだったのか

2018-05-21 22:33:58 | 日記
先日、娘の通う小学校の運動会が開催された。大雨、いや嵐にすら感じる時間帯もあった。

結果、沢小初、午前中で切り上げる結果となってしまった。
カッパを着て徒競走したり、運動会のメイン種目である綱引きやタイヤ引きは後日やることになったり…。しかも勝敗の結果は出されないというスッキリしない形となった。

翌日は晴天になることが分かっていて、他の学校は延期したとの情報も入っていた。何であんなコンディションで強行したのだ!という苦言も多く出ていると耳にした。


しかし、当初、天気予報では雨は朝方でおさまる予測だった。
さらに、延期しづらかった条件として、いつもはこの時期ないはずの町の消防演習が翌日に予定されていたのだ。沢小PTA会員の半数以上が消防団に加入しており、その他にも関係する親御さんや来賓の方が出てしまう。仮に延期した場合、その町の大事な行事にも影響する。

…学校側は本当に直前まで混迷していたのである。

通常であれば、延期をして子どもたちに万全かつ安全な状況を選択する…
そんな沢小校長先生のやさしさと考え方を以前より私は知っていた。だから、校長先生率いる先生方が選択したことには、平素、基本賛成の気持ちでいる私。
地域の大事な行事のことも大切に考えての選択だったのだ。
天気も当初の予報通りだったら、こんな酷評も受けなかっただろうし、結果があまりにも厳しかった。。。


これが最後の運動会になる6年生やその親御さんの気持ちを考えれば、残念さや悔しさを感じずつには居られない。

そんな中、ある親御さんと今日電話で話している中で、そう言えば、自分らが小6の時の運動会も大雨にたたられ、弁当を自宅に帰ってから食べた事を思い出していた。それはそれで深き思い出として刻まれている。妙に楽しかった記憶が残っている。
人それぞれだとは思うが、もしかしたらこの6年生の中にも、違う観点でおもしろかったと感じている子も居るのかな?
まぁ、この辺は分からない事だけれど、一つだけ私が大事にしておきたいのは、


校長先生もPTA会長も、先生方も、悩んで悩んで、どうすれば盛り上がる運動会になるのかを、そして地域の行事が務まるのかを考えていたお気持ちのある方々である事は、忘れてはならないのだと思うのです。

父の面影

2018-05-18 23:05:21 | 日記
『こちらが笑えば あちらも笑う』


私は、どんだけ色々衝突した相手でも、次の日、お互い頭下げて笑えたら、それまでのこと水に流せる性格に育ててもらった。

それは、父の精神だった。


『宣承。
どんだけケンカしてもな、次の日、頭下げて許しあえたら、それが本当の親友ってもんだ。そんな親友、お前は持ってるか?持てるようになれ。』


私自身を言えば、その父の言葉のとおり、もしかしたら生きている。

そんな親友に巡り合えるって幸せだろうな。


いい人間とはほど遠い自分だけれど、そんな自分を表現しながら、父を追いかけているのかも知れない。


おかげさまです。。。

100年の年輪、乱れざるが如し

2018-05-12 16:19:34 | 日記
先日、光寿苑現役5人目の100歳到達のAばっちゃんが、町長やユニット職員中心にお祝いを受けて、ハニカミ喜ばれていた。

セレモニーには別件で参列できなかった私は、少し落ち着いた午後、Aばっちゃんのところへ出向いた。するとAばっちゃん、記念品の時計を手にしながらしげしげと眺めていらした。そこには、Aばっちゃんの氏名と生年月日も刻まれていて、一番下には、昨日の日付と町長名が刻まれていた。

町長さんは、Aばっちゃんの息子さんと同級生なそうで、Aばっちゃんも町長さんもその事を話題にしてセレモニーのあたりは喜んでいらした情報を得ていた私。
その話題に触れると、嬉しそうにその話を始めたAばっちゃん。すると…


『なんと町長はオラの息子と同級生でよ~。
これ(時計)さ書いでるの見でビックリよ~。オラ、大正の5月10日生まれだべった。知らねがったども、町長さんも同じ誕生日だったわげよ~♪
こりゃ、書いでらべ~、平成30年5月10日 西和賀町長 〇〇〇〇って書いでらべった。こういう偶然もあるべったなやぁ、ハハハハッ♪』



一緒に笑わされた私。
でもまぁ、これはお祝いの本日の日付であることを一応伝えておいたほうが良いかと思い、失礼ながらそのことを伝えさせてもらった。

…が、Aばっちゃん、


『んだったなぁ、同じ誕生日どは、100年も長ぐ生ぎでれば、様々あるもんだったなぁ、ハハハハハ~♪』


それはそれで幸せな事と考え直し、本当の事を伝えなくても良かったのかも…と振り返った就寝前だった。

おかげさまです。。。

他人のふり観て己を知る人

2018-04-26 21:49:50 | 日記
何でもかんでも結び付けて、連想して考え込んで、難しくしてしまっていませんか?

相手をどうこういう前に、自分が難しく偏見のスパイラルに陥っているかも知れませんよ。

そんな顔したり、そんな空気じゃ、声はかけづらいですよ。



……そんなことを、他人の姿に思う私。。。



しかし、それは、すっかりそのまま私の実相なのでした。



その実相を置いておいて自分本位に語る…愚かな私です。

心の還る場所

2018-04-24 23:24:15 | 日記
先日、行年98歳で命終されたおばあちゃんのお葬式があった。

沢山のお子様に恵まれ、やさしくも厳しさももって後世を育て上げられた偉大な母。
地元の病院に入院されていたその方を、育ててもらったという思いの深い子どもさまと孫さまたちが方々から集まり、最期の看取りの時間を自宅で過ごしてもらいたい…そう恩返しの時間を紡ごうとされていた。家に帰ったその日は、パーティーを企画されていた大家族だったのだ。

いよいよ自宅に帰る日の前日夕方…。孫さまがおばあちゃんに話しかけたと言う。

『明日、家に帰れるからね、おばあさん♪』

おばあちゃんは、

『んだがぁ~。(そうなんだね~)』

柔和な表情で頷いたという。

あくる日。

大家族が待つ家に帰ってきたおばあちゃんは、二度と目を覚ますことはなかった。
もう会話することも、頷くこともなくなったおばあちゃん。
帰宅するはずだった日の午前中、入院中のベッドの上で、急逝されたのだった。

枕勤めに駆けつけた時、孫さんはおばあちゃんの傍で話した。


『もう少しだったのに…。もう少しで家に帰ってこれたのに…。おばあさん、ちょっと早かったなぁ…(涙)。』


その孫さんが、数日後のお葬式、お別れの言葉でこう語りかけた。〔一部のみ紹介〕


『おばあさんは、最後はこの家に実際に帰って来られなかったけれど、おばあさんの心はもう家に還って来ていたと私は思います。』


この言葉に、私は思わず涙してしまった。
私もそう思ったから…。


ステキな感受性。もう補足して語る必要はないなぁ…。


おかげさまでした。。。