6月7日6時前に朝の散歩に出る時にラジオを聞いていたら、ウイークエンドコラムの中で「スイスの国防」についての話がありましたので一部を紹介します。
スイスが中立を維持するため国民皆兵で独立を守っていることは知っていましたが、今回の放送を聞いて、中立国として独立を守ることの厳しさを改めて感じることができました。
スイスは人口800万人でその中で職業軍人は4000人、予備役が21万人、20代~30代の男子は全員が軍事訓練を受け、国民は各家庭に自動小銃と弾薬を備蓄して第二次大戦のときは手榴弾まで配布され全国民で国を守ることが義務となっているとの話でした。また、東西冷戦の時は核シェルターの設置も義務づけられていたとのことです。
もし侵略されたら徹底的に抗戦して侵略することが経済的に割に合わないことを悟らせるため、橋は爆破できるように準備するなど侵略に備えた対策を徹底しており、食料備蓄も1年分は確保するなどして国の防衛に十分配慮ているとの話でした。
日本では国防についての関心を持っている人が少ない中で、世界では様々な出来事が起こっており、今回のスイスの国防の話を聞いて改めて国防について真剣に考える必要があると感じました。関心のある人はNHKのラジオ番組表で検索すればインターネットで聴くことができます。