姶良市立中央図書館から借りてきた「日野原重明 101歳の金言」を4月1日に読み終わったので紹介します。
私は日野原重明先生が100歳の時の講演会に参加した時、その生き方に感動して新老人の会に入会し、現在も会員として活動しています。
「日野原重明 101歳の金言」の中では≪人生を心豊かに暮らし、ありがとうと死ねる≫ための51の言葉が記されていますが、読みやすく参考になることが多く含まれていました。
その中で特に印象に残ったのは、【心を成長させるために】・・『心は老化させない』・・誰もが歳をとります。でも「老化」と「老い」は異なる概念です。「老化」は肉体的なことを指し、体の各器官や機能が歳を重ねるごとに衰えることを意味します。・・・・一方の「老い」は、そうした肉体的、外見的なものではなく、心の姿です。人生における経験をいくつも積み重ね、その人ならではの生き方がにじみ出ているような、成熟した心の有り様とでも言いましょうか。錆びる、枯れるということではなく、むしろ≪実る≫というイメージ。それが本来のあるべき「老い」の姿だと思います。・・・
心の老いを≪実り≫にするのは、どうすればよいでしょうか。感動をもつことです。・・・感動は、心を成熟させ、同時に若さも与えます。
以上本の一部を紹介しましたが、本の表紙と目次をスキャンして添付します。




