最近は読書すると目が疲れるので、あまり読書しなくなっていましたが、大活字本は目が疲れにくいので9月22日姶良市中央図書館から借りた「天地人 ㊥地の巻」(火坂雅志著)を読み終わったので一部を紹介します。
(あらすじ)・・謙信が亡くなったあと、上杉家は景勝により統治されていたが、春日城内で喧嘩があり、仲裁に入った兼続の従姉婿の直江家の当主が殺されてしまう。景勝の勧めで兼続が直江家の婿として直江家を継ぎ、直江兼続となって、景勝の家老として上杉家を取り仕切っていく。・・
織田信長と上杉家・武田家とは戦闘状態にあり、武田家は織田・徳川連合軍に滅ぼされるが、上杉家はなんとか持ちこたえている。・・本能寺の変で織田信長が亡くなり、織田家内の争いを制した羽柴秀吉と上杉家は同盟を結ぶ。
真田氏は徳川家と対立していた関係で上杉家と同盟を結び、人質として真田幸村が上杉家にきて直江兼続から謙信の「義」について学ぶ。
羽柴秀吉は関白となり、上杉景勝・直江兼続一行は上洛して、秀吉の家臣として石田三成・千利休など多くの人と交流して見聞を広める。
秀吉は徳川氏と和睦して家臣にした後、九州の島津氏・関東の北条氏とも和睦して秀吉の天下統一が完成するが、秀吉による朝鮮役が始まり、上杉家も遠征する。
秀吉は関白を甥の秀次に譲り、太閤となるが、淀君に男子(後の秀頼)が生まれたことで関白秀次は切腹させられる。・・秀吉は将来を考えて五大老・五奉行の制度をつくる。・・近畿一円を巨大な地震(世にいう慶長の大地震)が襲い、秀吉の淀城も大きな被害を受けるが、上杉家の屋敷は雪国の越後の大工が頑丈に造ったため被害をほとんどうけない。・・
㊥地の巻では上杉景勝が秀吉の家臣となり、直江兼続は上杉家の外交・内政の要として活躍し、石田三成・千利休など多くの人と交流しながら成長する様子が書かれていましたので、次を借りてきて読むのが楽しみになりました。
表紙と目次などをスキャンして添付します。・・写真をクリックすると拡大し2回クリックすると更に拡大します。左上の←をクリックすると戻ります。