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一人暮らしの101歳の高齢者支援の事例紹介(2019)・・・姶良市加治木町

2019-04-29 10:40:42 | 福祉・医療

母は87歳まで鹿児島市のお寺で賄いの仕事をしていましたが、引退してから私の家から2㎞離れた私の別宅に引っ越して以来13年余り一人暮らしを続けています。(2階に娘が同居・・世帯は別にして見守りと買い物支援など)

95歳まではバス等の公共交通機関を使って一人で鹿児島市等に出かけていましたが、少しづつ体力が衰え4年前に貧血で入院してからは足腰が弱ってきたので、介護保険「要支援2」の認定を受け、現在は姶良市の自主事業認定でデイサービスに毎週通っています。

介護保険の認定を受けた時に1割負担で玄関と庭の出入口へ手すりの設置、風呂場に一人で入浴するための椅子等が設置されました。母は頸椎圧迫で手先が思うように動かせないので、一人で生活するためには様々な工夫が必要ですが、要望に応じて私がホームセンターから材料を購入して母の要望に応えており、101歳になる現在も一人暮らしを続けています。

設備改修については私のブログで紹介してきたので、今回は日常生活での支援の実態について紹介します。毎週1回1時間は自費でヘルパーさんに部屋等の掃除を依頼していますが、それ以外は全て家族で支援しています。

①溝掃除(家の前の溝掃除を毎週1回実施)②草取り等屋外の作業 ③買い物(生協への注文は母が行っているが、その他の品物は要望に応じて私と娘が購入)④病院への送迎(自家用車での送迎が出来ない場合はチケットを渡してタクシー利用)⑤屋内作業(レイアウト変更に伴う道具の移動、仏壇の花瓶の水替、台所の道具の入替、布団等の入替え、ストーブ等の収納、果物などの皮剥き等)

母への支援は母から要望されたことのみを行うようにして、自主性を尊重し、母が自分の判断で生活できるように、不親切な親切を実行してきましたが、これからも身体が動く間はできるだけ、自分のことは自分で行えるように設備の改修等を支援していきたいと思っています。

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1 コメント

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Unknown (藤井)
2019-04-29 17:16:01
100歳を超えられたお母さまが、長男に見守られながら、ほぼ自立して生活されていることは、すばらしい奇跡ですね。いろいろ苦労もあると思いますが、貴重な人生体験を日々重ねられていると言えますね。有難うございました。

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