8月9日、アニメーション映画「おおかみこどもの雨と雪」を鹿児島ミッテ10で観てきました。
私は今までアニメーション映画を観る為に映画館に行ったことが無かったのですが、この映画の監督、原作者の「細田守」さんと、主人公の「花」の声優で女優の「宮崎あおい」さんの2人がフランスのロードショーに出席して、賞賛されたのをテレビで見て、興味を持ったので、映画館に行くことにしました。
物語は人間と狼に変身できる狼男と恋におちた主人公の「花」が結婚して「雨」と「雪」の2人の子供を授かりますが、狼男の死によって山村の一軒家で2人の子供と暮らし、子供は成長して、狼の血をひく2人のうち、男の子の「雨」は自ら選んで狼に、女の子の「雪」は人間として生きるというアニメでないと表現できないような内容でした。
親子の愛情と子供の自立、田舎暮らしの様子が、美しいアニメで表現され、音響もリアルで特に雨の音は素晴らしく、今迄に私が見たアニメ作品の中では最もいいできばえだったと感じています。
日本のアニメは世界では高く評価されているのに、日本国内では子供が観るものだと考える人が多いようですが、これからは先入観を捨てて、アニメについても、いい作品は観てみたいと思っています。