80歳に向けて・「新風来記」・・・今これから

風来居士、そのうち80歳、再出発です。

独り相撲して

2015年07月06日 16時37分26秒 | 考える
朝から静かに雨が降っている。

異常な倦怠感。
皆が去って行く・・・。
この所、異常に (・・・?) 疲れてしまっている。

役立ちたい・・・!!
いつも考えてきた。 

しかし、よくよく考えてみると、この歳になって、
何か人のために役立ちたいなどと考えるのは、贅沢な話なのかもしれない。
現実には、体力気力、共にどんどん落ちていく、衰えていく、そんな焦りを感じる。
逆にお荷物になるのが関の山だ。

そんなことも考えて、積極的に他人に関わることを躊躇している。
それがまた、焦燥感に繋がっていく。

この期に及んでは、せめて他人の邪魔とならぬよう、ひっそり、こっそり生きていく。
それが本当なのかも・・・などと・・・。
・・・・・
まっ、そんなわきゃあないわな。
と、少なくとも、今現在、私は、そう考えている。
しかし、正直、この所、自分の考えが、ぶれているのを感じている。

どう生きていくか?

弟は弟、俺は俺。
今さらながら、自分に 「芯」 がないことを悔やむ。
わがままも、芯さえしっかりしていたら、良い・・・のかも。 

今の私、こうでなければならないと自分を追い詰めることがない。
「まっ、いっか・・・」
それでおしまい。

人生は、席取り合戦だ。
自分に何か出来ることがあるのなら、絶対にやるべきなのだ。
やらねばそのままで終わってしまう。
その先はない。

会社を辞めてから、1日全体を自分自身で裁量せねばならなくなった。
土日だけでなく、1年365日、総てだ。
考えれば、当然のことなのだが、実際、これほどしんどいとは思っていなかった。
総てが自己責任。

一人、家に籠もっていても、何も知り得ない。
何も為し得ない。
何も進まない。

お前さんは生きたいように生きてもいいんだぞ。
いや、大変だが、生きたいように生きねばならないのだぞ。
・・・そんな風に、誰かに背中を押して欲しいのかもしれない。

待っている・・・。

今さらながら、「自分」のいないことを知る。


「根は他者にあるのではなく、その人自身の一切だと思っています。」
「人と人の関係も、うしろからもよい、横からもよい。」
   『103歳になってわかったこと』 篠田桃紅・・・より


弟が私と話したがらないのは、私にその価値がないと考えているからなのだろう。
今、欲しいのは「実力」。
自分に自信があれば、もっとゆったりと生きていけるはずだ。
・・・た・ぶ・ん・・・。

本当は、私は誰かにかまって欲しいのかもしれない。
で、自分なりに「いい男」を演じている(・・・つもり)。
自分では、それなりにやっているつもりだった。

他人から見れば、明らかに独り相撲・・・。
皆は、それを承知で、笑顔を見せつつ、
境界線を越えては、近寄ろうとしなかったのだろう。


これから・・・??

う~~~ん・・・・???