仙南地域情報ブログ「見てイガイん!仙南の魅力」

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宮城県ガンカモ類生息数調査(飛来最盛期)

2016年02月25日 | みやぎ蔵王三十六景

 宮城県では昭和44年度から冬鳥であるガンカモ類の生息数調査を行っています。
 調査は11月(飛来初期),1月(飛来最盛期),3月(渡去期)の年3回で,このうち1月の飛来最盛期の調査は全国一斉に行われます。
 全国調査の結果は環境省がとりまとめを行い,野生生物保護行政に必要な資料となります。

 宮城県内の調査箇所は約500箇所(海域も含む)で,そのうち大河原管内(2市7町)では約80箇所で調査を行いました。
※前回(11月)調査結果はこちら
 

↑ 白石市鹿ノ子沼にて撮影(2016.1.14)

 

 1月14日に行われた「飛来最盛期」の調査では,大河原管内で

・オオハクチョウ  630 羽 (平成27年1月調査時1,309羽)

・コハクチョウ     20 羽(46羽)

◎白鳥類     計650 羽(1,355羽)

・オシドリ       23 羽(26羽)

・マガモ     1,300 羽(1,762羽)

・カルガモ     762 羽(1,260羽)

・コガモ       240 羽(310羽)

・オナガガモ    890 羽(1,791羽)

・キンクロハジロ 166 羽(126羽) etc

◎カモ類  計3,557 羽(5,642羽)

合計4,027羽(6,997羽)が確認されました
県全体では前年より約3万羽少なく,暖冬の影響により南下が遅れているようです。


 詳しく知りたい方は宮城県環境生活部自然保護課HPをご覧下さい。

次回調査は平成28年3月14日に行われる予定です。

コハクチョウ

 

林業振興部

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