昨年11月、延べ7日間にわたって丸森町耕野地区で行われた、干し柿作り援農ボランティアの参加者と受入農家の交流会が、平成28年2月6日(土曜日)に丸森町耕野まちづくりセンターで開催されました。参加者はスタッフを含め50名以上となりました。
主催は耕野まちづくりセンターで、昨年に続き、2回目の開催となります。
参加者の約半数が仙台市周辺の大学生で、送迎バスにより仙台駅からまちづくりセンターへ到着しました。当日は雪の予報と言うこともあり、路面状況が心配されましたが、自家用車でお越しの方々も含め、全員、無事に到着し、予定どおり開催することができました。
まちづくりセンター到着後、一行は11月に行ったボランティア活動を取材した番組を観た後、それぞれの班に分かれ、グループワークを行いました。テーマは来年以降のボランティア活動に対する改善点についてです。30分ほどの討論の後、班ごとに意見発表を行いました。交通手段や宿泊、回数等について意見が多く挙げられました。
一方、地元のお母さん方は昼食の準備に大忙しです。唐揚げやローストビーフなどの豪勢なオードブルのほか、豚汁やデザートなどを作っており、調理場からは食欲をそそる匂いが漂っていました。
いよいよお待ちかねの昼食です。
それぞれ協力しながら配膳作業を行い、ジュースやお茶での乾杯の後、食事を始めました。食事をしながらの会話はやはり盛り上がるようで、それぞれのテーブルから賑やかな話し声が聞こえてきました。
ボランティア作業によって出来上がった干し柿や、今年から取り組んでいる干し柿を活用したデザートの試作品なども提供し、参加者は干し柿の優しい甘さに舌鼓を打ちながら昼食を楽しみました。
その後、記念撮影を行い解散となりました。
今回の交流会が、参加者と農家双方の楽しい思い出となったとともに、ボランティア活動や中山間地域に対する理解を深まったものと思います。
NN部 A.K