宮城県では昭和44年度から冬鳥であるガンカモ類の生息数調査を行っています。
調査は11月(飛来初期),1月(飛来最盛期),3月(渡去期)の年3回となっておりますが,11月調査は昭和47年度から行われ今年で44回目となりました。
調査箇所は県内約500箇所(海域も含む)で,そのうち大河原管内(2市7町)では約80箇所で調査を行っています。
11月上旬に行われた「飛来初期」の調査では,大河原管内で
・オオハクチョウ 67羽
・コハクチョウ 15羽
○白鳥類 計82羽(前年調査時 32羽)
・オシドリ 4羽
・マガモ 733羽
・カルガモ 543羽
・コガモ 69羽
・オナガガモ 371羽
・キンクロハジロ 3羽 etc
○カモ類 計1841羽(前年調査時 2,570羽)
合計1,923羽(前年調査時 2,602羽)が確認され,管内で見ると去年より少ないものの順調に飛来しているようです。
コハクチョウ
キンクロハジロ
オナガガモ
(※写真は全て昨年のもの)
次回調査は平成28年1月14日に行われます。野鳥観察が好きな方は飛来最盛期となるこの時期がおすすめです
また,ハクチョウやカモが可愛いからといって餌などを与えないようにしましょう
林業振興部