NPO法人 専攻科 滋賀の会

盲・聾・養護学校高等部への専攻科設置拡大、そして広く特別な教育的ニーズを有する青年たちの教育機会の保障をめざす滋賀の会

全国障がい者生涯学習支援研究会設立集会参加ご報告

2016年12月25日 10時48分39秒 | 会員募集のお知らせ

全国障がい者生涯学習支援研究会(略称:障がい者生涯学習研)が設立しました!

設立総会/2016年12月23日(金)9:30~

会   場/愛知県立大学サテライトキャンパス

~滋賀から徳田 佳弘・立岡 晄が出席したので概略を報告します~

■『本会を発足させるに至りましたそもそものきっかけは、藤本文朗先生から、障がい者の生涯学習の本を作ろうではないかと声がかかったことが始まりです。そして「障がい者が学び続けるということー生涯学習を権利としてー」(新日本出版社)と題する本ができる頃に、執筆者から「このまま(執筆して本にしただけ)ではもったいない。全国的な研究会をつくってはどうか」と言う話が持ち上がりました。(中略)「出版記念の集い」では、参加した執筆者をはじめとする参加者は、それぞれ熱い思いを語り合い、研究会をつくろうということで一致し、準備会を設置し委員を選出しました。』(準備会委員長/田中良三氏 あいさつ文より原文抜粋)

■設立総会には全国各地からの参加がありました。先ず、藤本文朗滋賀大名誉教授から挨拶を受けた後、〇設立に至るまでの経過報告 〇会則 〇活動方針

①予算 ②役員の提案があり、意見を組み入れた後採択されました。

■会長に選出された田中良三会長から本年12月14日に出された文科省の「障害者施策の意識改革と抜本的な拡充~学校教育施策から「生涯学習」施策へ~」を織り込んだ1時間の基調講演がありました。基調講演では、専攻科滋賀の会の村井竜雄理事から提案された文書全文も合わせて紹介されました。

■午後からは地域青年学級・障害者福祉施設・公民館・スポーツ文化・オープンカレッジ・児童支援の分野から6本の研究発表が行われ、熱い実践報告に感動しました。夕刻には26名の出席で懇親会が開催され、この場でも各自が自己紹介を含めて実践報告や問題意識を交流しあって、とても有意義な交歓の場となりました。82歳の藤本先生もご一緒下さいました。

藤本先生はお変わりなくお元気でした!

田中良三先生を囲んで!

■私たちが取り組んでいる「専攻科づくり」は、障がい者の高等部卒業後の課題ですが、この研究会はそのことも含めて、一生涯のスパーンで障がい者の学習支援を実践するものですので、本当にスケールの大きな研究会であるといえます。専攻科滋賀の会にとっても大事な研究会ですので、今後とも注目して示唆を頂き、実践力を高めたいと思いました。        (以上 記 立岡)

※掲載写真出処:全国障がい者生涯学習支援研究会Facebookより

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