NPO法人 専攻科 滋賀の会

盲・聾・養護学校高等部への専攻科設置拡大、そして広く特別な教育的ニーズを有する青年たちの教育機会の保障をめざす滋賀の会

全国障害者問題研究会 愛知全国大会に出席レポートのお知らせ

2010年08月15日 12時34分09秒 | 定期勉強会などの記録
全国障害者問題研究会 第44回全国大会第16分科会参加報告
第44回全障研大会愛知大会報告・・・・ 8月8日(日)於 愛知県美浜町/日本福祉大学美浜キャンパス=今野・坂井・立岡が参加

***** 概要 *****
2010(H22)年8月7日(土)~8日(日)/愛知県名古屋市・美浜町:2,700人
第16分科会・・・後期中等教育・卒後の課題(参加者約35人)
レポート8本 内:滋賀から今野洋さん報告(下記項目参照)
「卒後の学びの場=滋賀に専攻科を創りたい」

今野さんのレポート報告は7番目でレポート集P86~P87にもとづいて簡潔明瞭に報告されました。主な内容は2007年に県内全養護学校保護者へのアンケート、2008年同じく全養護学校教師へのアンケート、そして2009年にはきょうされん滋賀加盟事業所へのアンケートというように3年間の貴重なとりくみが昨年に続き報告されました。ご承知のようにアンケート結果では全体の70%以上が教育期間延長をのぞまれており、その事実を毎年滋賀県の教育委員会等に報告する中で、発達のゆるやかな障害児教育の期間延長(2~4年/20~22歳)を望む声を実現するための「専攻科滋賀の会」発足をさせ世論に訴えていくこととあわせて今後は法人化をめざすことなどについても報告されました。
今野さんの娘さんは現在高等部2年生で、重度の自閉性障害と睡眠障害があり(全障研、みんなのねがい2009年11月号/この子と歩む・・・参照)課題山積の中、高等部18才卒業後さらに就学できる専攻科を立ち上げるべき運動を広めていることを熱く語られました。

この分科会には専攻科滋賀の会から今野さん、坂井さん、そして立岡の3人が参加し、養護学校高等部卒業後の就学期間延長の必要性と、まだ未成熟な専攻科設置にむけた動向を討論しあいました。ようやく分科会の後半部で今野さんのレポートが分科会全体の流れをリードし、専攻科などの設置に向けての合意形成が出来たことを実感しました。来年の分科会ではさらに前進した方向を提起することが大切です。一方、兵庫では来年度「学びの作業所=エコールKOBE」が(株)WAPコーポレーションによって開設準備されていることが報告され、多様な動向であることも知りました。
最後に今年12月12日(日)に、第7回全国専攻科研究集会が滋賀県近江八幡市で開催することもチラシを配布し呼びかけました。         2010年8月15日(日)立岡晄 

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