NPO法人 専攻科 滋賀の会

盲・聾・養護学校高等部への専攻科設置拡大、そして広く特別な教育的ニーズを有する青年たちの教育機会の保障をめざす滋賀の会

【御報告】第48回障滋協総会参加レポート

2018年04月29日 10時01分42秒 | 会員募集のお知らせ

当会と密接に連携している全協(障害者の生活と権利を守る全国連絡協議会)の滋賀支部である滋協の第48会総会に出席してきました。

当会より参加したメンバーのレポートをご紹介いたします。

冒頭、障全協の中内福成会長より「みんなが安心して暮らせる平和な社会をめざして」を宣言されて、「第48回障滋協総会」が開催されました。

記念講演は遠路大阪からお越しいただいた障害者運動のリーダーでもあり、自らも障がい者の親御さんである中内さんから、「平和憲法の大切さと高齢化する保護者」をフォーカスした内容の印象的な講演でした。中内さんは、とても熱く語られ、参加者の心に響き渡っていたと思われました。

情報としては、今般「全国障害児者の暮らしの場を考える会の結成」は大きな期待を担って発足されたとのこと。今後注目される団体となるでしょう。皆さんも覚えておいていただければ幸甚でございます。

障全協中内会長

冒頭、宮本正尚会長よりのあいさつの後、海藤副会長を中心に実によくまとまった情勢報告があり、多くを学びました。

昨今、障滋協の事務局体制も強化され、資料の整備一つ見てもその成果が見て取れました。頼もしく感じました。

最後に、予算案提案の後、参加者達から様々な報告や決意等が語られました。

特に印象に残ったのは、重症児・病弱の親が奮闘する「ひまわりの会」や野洲養護の親たちが結成した「ハチドリの会」では、親が声を出すことの大切さが強調されていました。他、発言は「きょうされん」、「全障研」、「福保労組」、「みずのわ」他からもあり幅広い運動の報告が続き、運動力低下気味の厳しさの中にも新たなたくましさも十二分に伝わり感慨深い会となったと思います。

 

障滋協 宮本会長

我々、NPO法人専攻科滋賀の会からは小川と立岡が参加し、専攻科づくり運動の現状と到達点などを報告ならびに情報共有させていただきましたが、うなずきながら聞かれている参加者は多くおられました。

6月30日(土)に開催予定の当会「第10回総会&学習会(サンデー専攻科)」の案内もさせていただきました。詳しい情報はWEB、DM等で関係の皆様に配布したいと思います。

以上(立岡)

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