財務省が30日発表した7月上旬(1~10日)の貿易統計(速報、通関ベース)は、輸出から輸入を差し引いた貿易収支が3688億円の赤字だった。
上旬としては2カ月ぶりの赤字。
輸出が落ち込む一方、原発停止で火力発電の原料となる液化天然ガス(LNG)などの輸入が増加したことが響いた。
輸出は前年同期比11・1%減の1兆5343億円で、船舶や電子部品、光学機器などが減った。
輸入は16・5%増の1兆9032億円だった。
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