タイガーは、そして日本人選手は－。
男子ゴルフの「第１４１回全英オープン」がきょう１９日、ロイヤルリザム＆セントアンズ（７０８６ヤード、パー７０）で開幕する。
注目はタイガー・ウッズ（３６）＝米国＝だ。
２００９年に発覚した不倫スキャンダル以降、ツアー復帰したもののパッとしなかったが、今季は違う。
すでに米ツアーで３勝。
世界ランキング１位から陥落して久しいが、４位まで上げてきており６年ぶりの優勝なら定位置への返り咲きも現実味を帯びてくる。
マスターズは４０位、全米オープンは首位で決勝ラウンドに進んだが２１位と失速するなど、全盛期には及ばない。
それでも「不安定な要因は自分でも分からないが、これは復活への過程。
ショットの調子は少しずつ良くなっている」と自信をのぞかせた。
全英は００、０５、０６年に制しているが、爆発的な飛距離を武器にねじ伏せてきた印象がある。
しかし、今回のコースはバンカーが多く「正確なショットを打てる選手が勝つ」と力より技術の重要性を説いた。
４度目のタイトルを手にするようなら、再び黄金時代が始まるかもしれない。
日本からは８選手が参戦。
その中では最年少ながら、４年連続出場の石川遼（２０）は「日本勢が頑張らないといけない。
個人的に言えば、誰が何位だろうが自分が勝てなかったらダメだと思っている」と意気込みをみせる。
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