関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

核兵器廃絶を巡る新しい流れ

2009年07月16日 | 平和と民主主義・外交

  世界的デザイナーである三宅一生さんが、広島で被爆した体験を明らかにするとともに、オバマ米大統領に広島訪問を呼びかけたというニュースが流れました。
 三宅氏がこれまで語ってこなかった被爆体験を明らかにしたのは、「核兵器の無い世界」を呼びかけた 4月5日のオバマ大統領の演説が、「私の中に深く埋もれていた何かを呼び覚ました」からだと言います。

 日本共産党の志位委員長は、演説をおこなった大統領に対し、「心から歓迎し・・核兵器廃絶のイニシアティブをとることを求める」「書簡」を送っています。
  それは、「(米大統領が)核兵器を使用したことのある唯一の核兵器保有国として、米国は行動する道義的責任がある」とまで言ったのは、「歴史上初めてのことであり、(国際社会に向けての)非常に重要なメッセージだと考え」たからです。
 (以上、4月30日の委員長記者会見から)
  「書簡」に対して、米政府から日本共産党に対して歴史上初めての返書もとどけられました。

 核兵器廃絶と安全保障の問題、地球温暖化、食料、金融・経済etc.・・、世界では21世紀の新しい流れが広範な分野で始まっているように思えます。
 インターネットを始めとする情報通信の発展(と、しんぶん赤旗)のお陰で、東北の人口14万人の地方都市:鶴岡に居ても、その巨大な流れを感じることができます。

 良く「Think globally, Act locally」 と言われますが、囲碁参段の私は、「着眼大局、着手小局」だと主張しています。