関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

議会の様子~総括質問の感想~

2009年03月07日 | 市政全般

 3月4日(火)、各会派による総括質問がありましたが、そての感想です。

 今回の質問順番は、
 1)最大会派の新生クラブ(自民系)川村正志・岡村正博議員、
 2)黎明公明クラブ(自民系・公明)芳賀誠議員、
 3)連合鶴岡議員団(社民・民主)加賀山茂議員
 4)日本共産党の私、関徹             でした。

 新生クラブの質問は、いつもそうなのですが、「○○についてのご所見をお聞かせ下さい」というもので、それを受けて市長が自分の考えを長々と説明します。

 私は、議員の質問は、当局の提案に対して、自分の考えを対置して、当局提案の問題点を質したり、別の案を提示したりするものではないかと思います。
 ただ、「○○について説明して下さい」なら、最初から市長説明の時間を長くすれば済むというハナシになります。
 
 連合は、「バイオ研究のお金を減らしてはどうか」と質問しました。
 「雇用情勢がこんなに大変なので、この際、バイオ研究支援に出しているお金の一部を回してはどうでしょうか」という、「特例」的な、かなり控えめなものではありましたが、連合が「オール与党」の一員になってから始めてのことですから、今後の動きが注目されます。

 いずれの会派の質問でも、議員は市長を賞めそやしながら、へりくだって質問し、市長は「誠に適切なご質問」などと質問を持ち上げつつ、滔々と持論を主張する、といった状況です。
 一度見ていただくと、議会が全体として市政のチェック機能の役割を果たしていないことが、どなたにも感覚的によーくわかってもらえると思います。

 私たち日本共産党市議団の質問時間は40分(答弁含む)しかありませんので、質したいことを3分の1位まで削らなければなりません。
 それで、今回は15分位で質問しました(私は、議会一の「早口」なので、遅い人の倍ぐらいの量をしゃべっています)が、市長も私の質問への答弁になると、急に官僚答弁になって、原稿を淡々と読み上げます。
 

 答弁に対して全面的に再質問をおこなって深く質していきたいところですが、いかんせん、時間がありません。
 新生クラブの125分は、半分こちらに譲ってもらった方が、議会はオモシロクなるんじゃないのかな~。