関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

12月議会が終わりました

2006年12月25日 | 市政全般

12月定例市議会が22日(金)に終わりました。
 議会の仕組みとして、市長の提案が、
①条例(市の法律のようなもの)は各常任委員会(市民生活、厚生文教、産業建設、総務)に仕分けされ(「審議を付託する」と言います)、結果が本会議に提出されて質疑・討論・採決されます。
②予算は予算特別委員会を通して各常任委員会に仕分けされ、結果が予算委員会に提出されて質疑・討論・採決、その後予算委員会の結果が本会議に報告されて質疑・討論・採決となります。
 市民などから提出された請願も①と同様各委員会に付託されて審査されます。 。
 また、議員(会派)の間で話し合われた意見書が本会議に提出されますが、議員(会派)間で意見がまとまらなかったものについては討論・採決がおこなわれます。

 今議会の日程は以下のようなものでした、
 11月27日 当局提案説明、
     29日 請願締め切り
 12月 5日 開会:市長提案・総括質問(市長提案に対する質問)、
 7,8,11日 一般質問(議員が何でも質問できる)、
 12~15日 各委員会審査
     19日 意見書についての話し合い(意見書調整)
     21日 予算委員会
     22日 本会議:閉会

 私は、5日に総括質問、7日に一般質問、14日に厚生常任委員会、21日に予算委員会で反対討論、というように発言しました。
 それぞれブログで報告しましたが、総括質問については6日、一般質問については14日、厚生文教常任委員会については16日のブログなどに記載してきました。
 総括質問では、「地域包括支援センター工事費の不正会計」「三川町との合併問題(市当局による干渉)」などを問題にしましたが、その後、委員会までの間の調査で「高齢者と子どもの交流事業」について問題を発見し、委員会と予算委員会で取り上げるということになりました。
 11月27日から12月22日までの間の一ヶ月弱、アッと言う間で、1週間ほどであったような気さえします。

~ 後日談 ~
 今議会での私の質問について、他会派の議員の方々から「言い過ぎだ。懲罰の対象になる」というご意見を頂きました。私を心配して言って下さる方もあったのでそれは有り難く受け止めましたが、質問内容としては今思っても妥当であり、訂正すべき筋合いのものではないと思っています。

 ポイントはブログに載せましたが、答弁で市長は「(消防やゴミ処理を)自分でやれなどとは一言も言っていません」と私に抗議しました。
 ところが、近日の事務担当者間の協議で市側は、「(消防やゴミ処理の業務)委託はいつまでも受けない」と再び言っているようです。
 議会答弁などどこ吹く風の市長の態度について、三川との合併の是非をさておいても、チェックをするのが議会の役割ではないか、私の質問はその最低限の内容では無かったかと改めて思っております。
 議会での質問だけでなく、このブログも問題になっているのかも知れませんが、それも含めて、市民の方がどう理解されるか、懲罰に値するものかどうか広く伺ってみたいと思っております。

 今議会でのご支援、ご協力に感謝申し上げましてご報告を終わります。


最近読んだ絵本「からすたろう」
遠い村から学校に通うある男の子、無口なこの子はやがて周囲から仲間はずれにされていきますが、すぐれた教師の手によって、この子の生活とその中で培われた人格がみんなに知られることになります。
 生きること、働くこと、子どもが「育つ」ということ、作品の背景は、一昔前の社会ですが、時を超えて不変のものを教えてくれる素晴らしい絵本です。
 いじめの問題、障害のある子の問題なども示唆しているようにも思いました。

 市立図書館のお勧めコーナー(本棚の上)に置かれていたので、読むことができました。いつも素敵な絵本を教えて下さる職員の方々に感謝します。
 (ブログの内容とは関わりありません)