石仏み~つけた

大和とその周辺の石仏や磨崖仏を探し歩いています

別所 檜峠越え地蔵石仏

2011年03月31日 | 石仏

 

奈良市別所町から田原方面への旧道、檜峠越え

その入り口に地蔵石仏が祀られています。

 

奈良市別所町

大きな樹の下にある祠。

 

昔は此処で峠越えの無事を祈って、檜峠に向かったのでしょう。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一体山の寝地蔵

2011年03月30日 | 石仏

奈良県史によると、奈良市大保の集落から西に五キロほど入った

一体山の山脇に倒れたままの地蔵石仏がある、と書かれている。

稲田の脇に仰向け逆さまになった地蔵石仏の写真を見て探すが見付からない。

       稲田の手前の薄暗い杉林の脇に一体の地蔵石仏が在るのみ。

近くの家の方に、奈良県史の写真を見せて尋ねたら近年起こして移動したと言う。       

先ほど杉林の脇に在った地蔵石仏が、現在の一体山の寝地蔵と言う事でした。

 

 奈良市大保町一体山

 

 薄暗い中に無造作に置かれています。

 

 一体山の寝地蔵、今は何と呼んだらよいのか・・・

 

奈良県史に載っている写真と同じ石仏だと判るのは

地蔵の右に入っている亀裂で判別できました。

お地蔵さんも起こしてもらって喜んでいるかなぁ。

でも、稲田の寝地蔵も見てみたかったです。一寸残念・・・

 

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

懐かしい景色

2011年03月29日 | 古道・旧道

 

石仏を探して伊賀上野を走っていた時、目の前に懐かしい景色が現われました。

古道と道標と庚申碑です。 こんな景色がまだ残っているんですね~

 

三重県上野市予野

 

右 うえの 左 しらかし と彫られた道標と庚申碑

 

種子(ウーン)が彫られた庚申碑

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白樫 墓地の一石六地蔵

2011年03月28日 | 石仏

 

     私の愛用書である奈良県史7巻の328頁に、山添地区毛原の六地蔵石仏として

     掲載されている写真の六地蔵はこれです。

     ご存知の方も居られると思いますが、毛原の六地蔵は此れでは有りません。

     長い間何処の六地蔵か判らないままでしたが、昨日、偶然に見付かりました。

     愛しきものたちの、ぺんさんとの石仏巡りの際、連れて行って戴いた墓地の

     六地蔵を見た瞬間「あーーーっ!」と、気が付きました。

     

三重県上野市白樫

 

石仏好きなら毛原の六地蔵で無いのは判りますよねぇ。

三重県の六地蔵さんが、どうして奈良県史に・・・

 

この六地蔵さんも好いですね~

 

私の様にずっと疑問に思われていた方々、スッキリしましたか?

でも、こんな事ずっと気になっているのは、私位でしょうねぇ。

ぺんさんどうも有り難うございました。感謝!感謝! 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青山町 老川の磨崖仏

2011年03月27日 | 石仏

 

不思議な出会いがありました。

 

いつもは資料を揃えてから行くのですが

この日は上野の石仏を探しに行ったのに

走っているうちに何と無く青山方面へ行きたくなり

たしか老川に磨崖仏があったなと思い出し

上野は帰りに寄る事にして老川まで行きました。

何かに引き寄せられるようにやって来た老川の里。

 磨崖仏が一体と道路工事で移動された磨崖仏が二体ある

と言う事だけで探しました。

 

老川字西谷 延命地蔵磨崖

 

移動された磨崖仏はすぐに見付かりましたが

もう一体が見付かりません。

ちゃんと資料を揃えてから来ないとダメやなと

思いながらも探しますが見付かりません。

集落内を何度か行ったり来たりしていたら・・・

橋の上に古老が立って居られましたので

いつもの様に知らん、判らんと言われるだろうと

思いつつ磨崖仏の事を尋ねました。

すると、すぐ横の林の中を指差して、あそこに一体在るとの事。

連れて行ってもらうと、林の中に旧道が通っていて

そこに磨崖仏が在りました。

 

 

老川字長坂 柳瀬

 

しかし、私が探していたのと違うので他にないか尋ねた所

あるとの事。

磨崖仏が「連れて行ってあげなさい」と言っているという事で

連れて行ってあげるからと、一緒に車に乗って狭い山道を行くと

山の中に田んぼがあり、横に流れる小川の向こうに

野趣あふれる磨崖仏がありました。

 

老川字岡部 松の本

 

しかし、この磨崖仏も探していたものと違ったため

更に尋ねたら極楽寺の境内に一体在り

それは誰に聞いても判るからと教えて戴きました。

 

老川 極楽寺境内

探していたのはこの磨崖仏でした。

 

老川の磨崖仏は全部で四ヶ所五体と言うことで

あまりにも詳しいのでお尋ねしたら

集落でたった一人、たまたま尋ねた人が

老川の歴史に最も詳しい方

老川の歴史を後世に伝えたいと願う方だったのです。

偶然にも素晴しい人に出会い

素晴しい磨崖仏に出会えた幸運に感謝します。

     

     八十七歳の古老が言った言葉が心に残ります。 

「間に合ったな。」と・・・

              


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

名張川 家野の地蔵磨崖仏

2011年03月26日 | 石仏

 

山添村葛尾から名張川沿いの道を東に走っていると

川端に露出した大岩に彫られた磨崖仏が在ります。

 

名張市家野

 

地衣類に覆われて尊名がよく判りませんが・・・

 宝珠らしき物が見えるので多分お地蔵さんでしょう。

 

車で走っていると、つい見過ごしてしまいそうです。

 草が茂っていない時は、後ろに名張川が臨めます。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

名張市 葛尾の磨崖仏

2011年03月25日 | 石仏

 

 奈良県と三重県の県境、両県にが複雑に入り組み

三重県、奈良県共に同じ葛尾という集落が存在します。

その三重県側の葛尾に磨崖仏が在ると言う事を知り探しに行きました。

 

 葛尾バス停

山添や月ヶ瀬は奈良県ですが三重交通バスが乗り入れてくれています。

資料にある場所を何度も探しましたが見付かりません。

 

うろうろしていた時に、ん?何かある!

自動販売機の後ろに岩があるので、近づいて見ると・・・

 

切り出された磨崖仏が祀られていました!

道路拡張時に移動されていたた様です。

この道よく通っていたのに、気が付きませんでした。

 

 阿弥陀さんでしょうか?胸の辺りで割れています。

 

 三体地蔵

 

もう一つ三体地蔵

このお店の方がお祀りして下さったお陰で、出会うことが出来ました。

でも、一寸だけ残念です・・・

 

 

 

 

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

都祁 吐山地蔵堂の石仏

2011年03月24日 | 石仏

 

吐山の無住寺の境内にある地蔵堂です。

 

都祁村吐山

これも庚申衆造立の地蔵で庚申の主尊が地蔵です。

 

脇にある青面金剛像

 

お堂の柱にまで涎掛けが・・・

昔はお地蔵さん以外は涎掛けしなかった様に思うんですが・・・

今は相手構わずの涎掛け。阿弥陀、庚申、五輪塔や石の道標にまで・・・

 

何と言う寺名なのか判りません。

 

この縁側に座ってお茶でも・・・

 

古いお寺によくある躄車

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

都祁 田町奥の地蔵堂石造物

2011年03月23日 | 石仏

 

田町の地蔵堂を探していた時、間違ってどんどん奥に

入ってしまった時、偶然見つけたもう一つの地蔵堂です。

 

都祁村吐山田町

最近整備された様ですが、ちょっといい感じ・・・

 

地蔵石仏を中心に小石仏が集められています。

 

お地蔵さんのお顔が在りません・・・

昔の柳生街道ほうそう地蔵の様です。

ほうそう地蔵の方はお顔が戻っていますが・・・

 

皆さん集まって何をお話ですか?って言う感じですね~

 

これだけ絵になる所は少ないです。

 

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

都祁 田町地蔵堂の石造物

2011年03月22日 | 石仏

 

田町の集落中程に地蔵堂があります。

 

都祁村田町

 

地蔵石仏と庚申さんが祀られています。

 

庚申衆造立の地蔵石仏

庚申信仰の古い形で庚申の主尊を地蔵としています。

 

青面金剛像

江戸中期ごろは庚申の主尊は青面金剛像が主流になったそうです。

 

入り口の灯篭と小石仏

 

 

地蔵堂からの景色

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする