石仏み~つけた

大和とその周辺の石仏や磨崖仏を探し歩いています

一体山の寝地蔵

2011年03月30日 | 石仏

奈良県史によると、奈良市大保の集落から西に五キロほど入った

一体山の山脇に倒れたままの地蔵石仏がある、と書かれている。

稲田の脇に仰向け逆さまになった地蔵石仏の写真を見て探すが見付からない。

       稲田の手前の薄暗い杉林の脇に一体の地蔵石仏が在るのみ。

近くの家の方に、奈良県史の写真を見せて尋ねたら近年起こして移動したと言う。       

先ほど杉林の脇に在った地蔵石仏が、現在の一体山の寝地蔵と言う事でした。

 

 奈良市大保町一体山

 

 薄暗い中に無造作に置かれています。

 

 一体山の寝地蔵、今は何と呼んだらよいのか・・・

 

奈良県史に載っている写真と同じ石仏だと判るのは

地蔵の右に入っている亀裂で判別できました。

お地蔵さんも起こしてもらって喜んでいるかなぁ。

でも、稲田の寝地蔵も見てみたかったです。一寸残念・・・

 

 

 

 

コメント (2)
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