地球浪漫紀行☆世界紀行スタッフの旅のお話し

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ぶっとびスープ

2011年11月21日 20時25分09秒 | 中国
こんにちは。梅津です。

10月に中国の福建省に行ってきました。
アモイ、福建土楼、武夷山風景区、そして福州から武夷山までの列車移動・・・など、
内容盛りだくさんの旅でした。

<武夷山風景区・大王峰>


<九曲渓を筏下り>


さて、今日は福建省の省都・福州で食べたちょっと変わったスープをご紹介します。
その名も「ぶっとびスープ」


正式名は「佛跳墙(ぶっちょうしょう)」といいます。

ひとつの壺に数十種類の具材を入れ数時間から数日掛けて煮込んで作られます。


この壺からでるとても美味しそうな香りを嗅いだ僧侶は、
壁を飛び越えて寺院からでてくるのがこの名前の由来になっています。
「壜啓葷香飄四鄰、佛聞棄禅跳墻來」
(壺を開けると動物性の香りが辺りにただよい、
仏も嗅げば禪の道を棄てて壁を飛び越えて来る)
こんな句も読まれています。

そんな良い香りがする壺の中の、気になる中身は・・・
鶏肉、アヒル肉、豚肉、フカヒレ、椎茸、干しアワビなど。
私たちの時は豚足が入っていました。

口に入れた時の感想は・・・「薬膳料理」です。
体がポカポカし、染み渡るような。これを食べれば元気になれるはずです。

日本では贅沢な中身のオンパレード・・・なかなか食べる機会はありません。

冬が到来した北海道の寒い日には、ぶっとびスープを食べて暖まりたいです。

温暖な福州へ飛んで行きたいものです。

(梅津 和香子)




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