地球浪漫紀行☆世界紀行スタッフの旅のお話し

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2002年イラク・メソポタミアの旅9 ハトラ

2009年03月07日 13時08分12秒 | イラク・メソポタミアの旅

こんにちは、川崎です。

イラク5日目、南下し、バグダッドを目指します。
途中、パルミラと並ぶ隊商都市して栄えた世界遺産ハトラの見学。
ハトラは「アラビア王国」の都でした。
アラビア王国は、アラビア半島からメソポタミアへ、ラクダを持ち込んだ国として知られています。
アルサケス朝パルティア(安息国)の属国であったため、世界史にはあまり登場しませんが、
シルクロードの発展に大きな影響を与えた国です。



城壁、墓地のほかに、ハトラの主神・ムルン神殿、
アラット神殿(国のシンボル・ラクダのレリーフが残っています)、
有名なアボーデイムーンの白大理石像(上)、メドゥーサの彫刻、
勝利の女神ニケのレリーフ、医薬の神アスクレピオンのレリーフなどが残っています。
ギリシャ・マケドニアの影響が色濃い遺跡です。
アッシュールと違って、堂々とした世界遺産です。


城壁(上)と神殿群(下)のみが石造なため姿を留めています







城門(城壁)と中心部(大理石で造られた神殿群)の間には、
日干し煉瓦で造られた広大な都市空間が広がっていたことがわかります。

つづく(川崎 大地)
このあたりでは普通の観光になっていますのでペ-スアップします。


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