ちょっと前に、液晶がほしい~~ってかきましたっけ?
念願の手のひらサイズを手に入れました!!
ところがどっこい、調べ過ぎで2枚もかってしまって・・・
(下の写真参照)
しかも、友達から格安で譲ってもらった電源不良のPS2や、ジャンクノートに装着するため座布団(ドック?CD-ROMベース?)まであります。
肝心の液晶はというと、真ん中に写ってるのは学校でもらった白黒詳細不明液晶(サラみたい)。
右上の黒枠のやつが、さんざん悩んで結局買った
nixie-tube.comの5.4型STNカシオ製液晶。
そして、左下の白枠液晶は、・・・。
別にいわくつきでもなんでもないんですが、私にとって永く「バカな買い物」として記憶に残るであろうものです。
なんと!nixie-tube.comに液晶の注文をした次の日に(そんなときに行くなよ・・)、日本橋のデジットで見つけた5型TFT東芝製液晶です。
んで、衝動買いしました。はい。5千円だったら、誰でも買いますよ!!
しかもこの液晶、RGBコンバーター内蔵!!
コンポジットが直接(コネクタから配線すれば)使えるのです!!
素晴らしい!
でも、財布の中身は、嘆かわしい!(笑)
さて、財布の話は置いといてこれでもちゃんと液晶ごとに使い分けます。まあ、白黒液晶は将来の研究用として、お蔵入りですが・・・・。
まず、カシオの液晶は、入力がアナログRGBなのでソニーのRGBコンバータIC CXA1621でコンポジット→RGBにしたいのですがもう廃盤で入手不可能になってます。互換ICでM52042FPという三菱のICがあるんですが、これも入手困難です。ちなみに、日本橋のデジットではもう売ってませんでした。ただ、
秋月と
CoCoNet液晶工房では、三菱のICを使った完成品が売ってます。
ちょっと、高価ですが
メディアコンピューターというところでまだ在庫があるようです。
そこまでして、作るのも嫌なのでコンポジットは東芝液晶にまかせて、RGB専用、いやむしろゲーム機専用にすることにします。丁度、PS2もあることですから。
PS2は、AV MULTI OUT からRGBがでてるのでそいつを引っ張って液晶に繋ぎましょう。
そして、まったくの偶然ですが手に入れたPS2には3.5inch拡張ベイがあります。
ちょうど、小型液晶ピッタリのサイズで↓
すっぽりはまった様子↓
電源も、そのまんま12Vを引っ張ればいいわけです。きっと、3.5inchHDDを内蔵するために電源の容量も残されているでしょう。
とにかく、PS2の電源回路を修理しないことには、始まらないっちゅーことですね。
PS2の電源回路は、AC100VからDC12Vを作るスイッチング電源になってました。
出力端子は4本ですが、プラス2本マイナス2本となってます。
容量は、裏に 100V 47W とあるのでおそらく 12V 3.92A くらいでしょう。実際、実験したときは、12Vで3A以上ないと起動しませんでした。
つまり、12V 4A相当のACアダプタかなにかを繋げば動きます、たぶん。
ちょっと、でかいですがATX電源でも動くでしょう。
パソコンに内蔵!?
いやいや、筐体の中にPS2は入らないか・・。横に置いてニコイチとかね。でも、それやったら、パソコンの画面で表示させるために、スキャンアップコンバータがいるな〜。やっぱり、没で。せっかくの小型液晶が活かされへんやん。
とにかく、電源を直すという方向で。
ヒューズが飛んでたんですよ。最初から。
回路をみていくと、
(写真では、いくつかのコンデンサが外してあります。)
コンデンサは無事。(壊れてたら分かりやすかったのに...)
ヒタスラ、テスターではかりました。すると、二次側が短絡していることは解ったんですがそれ以上はわかりません。
去年のトラ技の8月号を参考にみていくと、
右がわのコイルはコモンモードフィルタ
緑のトランスの下にある黒くて細長いのがダイオードブリッジ
一番左側のコンデンサの列の真横の放熱板についているのもダイオードブリッジでした。
結構時間をかけて、みてると勉強になります。ただ、時間だけが過ぎていきいっこうに直る気配はありませんが・・
まあ、気長にやります。
修理は自己責任でお願いします。管理人は一切責任を取りませんので悪しからず。