古民家SHIKIORI日記/Homenaje Project

アジア・アフリカ・ヨーロッパ、古民家SHIKIORIを舞台につながる音楽。
コントラバス奏者、松永誠剛のブログ。

ジョー・オダネル

2008-09-01 09:21:49 | Weblog
土曜日、音楽的故郷、スミス.ランディングで開かれた、友人の初ライブを見に行った、いつ来ても懐かしい空気が迎えてくれる。
夜2時半くらいに帰宅後、少し眠り、
日曜日の朝、長崎に出発した。
なんとなく、City of Blinding Lightsが聞きたくて、U2の「How to dismantle an atomic bomb」を棚から取り出した、
道中、タイトルに気づいて、変な気分になる。

原爆資料館で開かれている、ジョー.オダネルの写真展が見たく・・・・
と云うか一枚の写真が見たくて、最終日スレスレに数年ぶりに長崎に足を運んだ。

先日、アクアビットが覚めて、夜中につけたTV番組で見た一枚の写真・・・・
今までの原爆関係の写真の中で一番印象に残り・・・
しばらく眠れなくなってしまった。

「音楽は言葉よりも雄弁だ(やっぱり)」と語る、アヴィシャイ・コーエン、
写真も雄弁だとつくづく感じた。

ある一つの音楽を聞いたり、写真、絵を見て、
違うバックグラウンドを持つ人々から同じ言葉が飛び出す事がある、
形容詞ではなく・・・・
「はかなさ」「祈り」etc....

目の前で写真を見たら、久しぶりに、あの違和感を感じた・・・
ルワンダの悲劇を知った時のような違和感。

自分の居場所はここではないようにも感じるし、ここであるようにも感じる。

最近、言葉の必要性を感じなくなってきている、
良い兆候なのか、悪い兆候なのか分からないけど・・・(笑)
そして、自分の今の行動と矛盾してる気も・・・(笑)

数年前に書いた曲の意味を聞かれたりする事が多くなった、
書いた当初はさっぱり歌詞の意味が分からないと云う反応が多かったのに・・・

「どんな小さな石でも、水の中に投げ入れれば、波紋が広がり、いつか大きな陸に届く」
ジョー・オダネル

http://www.myspace.com/thephoenixventure

今の自分に必要な言葉だった。


今日の夜は、ジャズ・ピアノのレジェンド、
ハンク・ジョーンズを聞きに行く、御年90歳。
名古屋の昔からお世話になっている方から、メールが届いた、
「90歳の楽しむ事を仕事にして生きている顔、しっかり見てこい!」

きっと、明日も日記に書くけど・・・
師匠のマットが云った「親父たちの時代には俺は音楽は出来なかっただろう」と云う言葉を思い出した。

ベースは巨匠、ジョージ・ムラーツ!!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿