筑豊のとある山奥に通称「風の丘」と呼ばれる場所がある。
そこからの筑豊の山々の風景は空と大地が近く感じて、
雄大さを感じる。
物心をつくか、つかない僕にとって初めての社会との遭遇はこの山奥にある「杜の舟」という木工房だった。
入った瞬間に木の香りが鼻から身体中に充満して、眠くなる。
小さい時にこの工房で手に入れた電気ペンで絵を描きまくっていた。
ここに来るといつも、別のスピードの . . . 本文を読む
「ソーシャル・ワーク一枚」と前のおじさんがチケットを購入する中、
映画「ソーシャル・ネットワーク」を観に行った。
CM曲のCreepと主人公の孤独な感じの印象が強く残り、
どうしても大きなスクリーンで観たかった。
「彼女にフラれて」FaceBookの原点が生まれ、
主人公も主人公の周りに居る人間の気持ちもチクチクと痛く、話が進んでいく。
個人的にはナプスターのショーン・クーパー . . . 本文を読む
田村ゆうさんからの現地リポートです!
『練習場所、ワークショップ場所の確保のため、ヨハネスブルグ市にソウェト内で廃校になった、小学校の使用許可を求め、書類を提出。
サックス奏者カヤも友人でもある市役職員を通じて市長への面会のアポイントも求めているが、返事はない。上手く行く事を信じる。
そんなある日、カヤ(Khaya Mahlangu)の勧めで、
ヨハネスブルグ市内にある劇場で行われて . . . 本文を読む
今日、郵便受けに一枚のCDが届いていた、
差出人はオーストラリアのピアニスト、ナット・バーチ。
彼女とは2009年にツアーをした。
僕自身、同世代とのツアーが初めてだったし、
なにより、彼女にとって初めての日本ツアーで一緒に演奏させてもらえて、とても幸せだった。
帰国後、新作「Springs, for all the Winters」をリリース、
そして、なんと2010年MPMD . . . 本文を読む
ソウェトのプログラムの打合せを進める中、
選択肢が増えるほど、
色々と迷いも増えて、最善の選択がなんなのかよく分からなくなる事がある。
ヒュー・マセケラ・グループの協力、楽器の管理場所の確保、
日本と南アフリカ、色んな人たちの協力で2年目に入るプロジェクトとして上手く行き過ぎていると思えるほど、上手くいっている。
犯罪以前の問題として、
どこの国の人間にも共通している課題は「退屈 . . . 本文を読む
ソウェトで活動中の田村ゆうさんからの最新レポートです。
『クリスマスコンサートの出会いから約一ヶ月の付き合いの「足長ママ」
本名はシャーメイン。
シャーメイン・ママとの出会いから、ママの経営するソウェト食堂を中心に更なる出会いを重ね、日々新たに出会う人々の名前を記憶するのに必死。たまねぎを切りながら。
SOWETOで生活する中で分かった事は、アパルトヘイトを経験した世代と経験していない若 . . . 本文を読む
SOWETOで活動を行っている田村ゆうさんの現地リポート第2弾です。
僕自身、爆笑してしまったほど、映画化出来そうな面白い展開になっています。
『「足長ママ」の協力で無事に開催する事の出来た、25日のクリスマス・パーティも無事に終了し、一段落したワークショップ。
冬休みも1月10日で終わり、子ども達は学校生活へと戻る。
年末年始はSOWETOを含むヨハネスブルグのエリアで飲酒運転が . . . 本文を読む
明けまして、おめでとうございます。
みんなに支えられて、今年で6年目のAsian Cape Connection、2年目のプログラムに入るNAWASHIRO PROJECT。
2011年も宜しくお願い致します。
大晦日にお酒を呑みながら段ボールに向き合って、
2011年やる事リスト10を書いた。
一年以内に全て実現するには時間が少ない。(笑)
去年は作品を残していないので、
今年は新し . . . 本文を読む