古民家SHIKIORI日記/Homenaje Project

アジア・アフリカ・ヨーロッパ、古民家SHIKIORIを舞台につながる音楽。
コントラバス奏者、松永誠剛のブログ。

喜望峰寄り生活2

2009-03-26 16:24:01 | Weblog
「お前は良い耳と音楽の才能を持っている、しかし、学ばなければいけない事はそれを信じる事とその使い方だ」

Heinに云われた言葉、
彼のレッスンに行くと、楽器のチューニングがぐちゃぐちゃにされた状態で始まる、耳だけを使って、弾きながら、合わせていく。


ここ数日、
久しぶりに時間を忘れて、楽器に触っている。

昨夜からアマンダとのトリオでの演奏、
僕の作品だけを演奏するので、ほとんど僕のトリオみたいなっている。
自分の曲をじっくり、練習し、空間の中でどう響くのかを計れるので良い機会、
なによりアマンダは僕の「大家」なので断れない。(笑)

二日間やるので、ドラムを替えて、曲の変わり具合を見る、
一日目はJonna Sweetman、そして今日は、Heinrich Goosen。
二人とも繊細でタイム感の良いドラマー。

僕自身、身体の調子が悪く、かなりヒドい状態だったが、
演奏はなんとか上手くいった。
そして、生まれて初めて、チューナーを家に置いて来た。
しかし、3rdセットになると、自分自身が以前の弾き方に戻っている事に気がついた。
帰宅する車の中で、かなり悩み、考え
そして今朝、整理するために今、こうやって日記を書いている。

音楽を祖末に扱う人が増えていると思う、特に日本は。
とても悲しい事だ。
しかし、自分もその一部なるような部分がある。

「音楽をコントロールする事は出来ない、唯一出来る事はその一部になる事だ」

Heinに今朝云われた事は、
「自分は演奏する前は、ビールを呑んで、人と話をし、その空間を楽しむ。心配する事も芸術家的努力したりする事はしない。音楽は音楽だ、一度、『音楽』の中に入れば、お前はそこに居る必要がある」

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