水の中 I am that

ここ最近、ほぼ毎日、プールで泳いでいる。
はしゃいでいるわけではなく、(笑）競走馬のように行ったり来たり・・・

腰のために良いと云う事で久々に始めたけど、それ以上に、水の中の静けさと云うのが素晴らしい。
（おばちゃんがバタフライでせまってくる時・・・以外は・・・）
「一つの事に集中している状態はある種の瞑想と同じ、好きな子に見とれたりね(笑）」と云うセバスティアン先生。
つまり、誰もが瞑想と同じような経験をした事があるのだ。
（定期的にやる事によって、集中力がコントロール出来るようになる）

2年ぐらい前からの目標は、集中力をコントロールする事、
精神状態や体の状態で僕は恐ろしいほどに演奏が変わってしまう・・・・結構、そういう人は多い。
なにより、自分がプロデュースするイベントで直前にバタバタし出すと・・・・ロクな事にならない。

自分よりも経験豊かで、音楽性の高い・・・と云うか深い人と演奏をするようになって、ついていけない状態がある事に気がついた、
「無駄な音を弾かない、意味の無い音を出さない」

水の入ったグラスをコンコン叩きながら、「Seigo！ I am thatなんだ！」と云った、ラーシュ。
彼らと同じ場所に居るには、一週間くらい寺に篭る必要がある。


昔・・・（ここ最近まで）音の濁流の中で、大声で叫けび続けている、自分が居た、そして、ほかの人も何かを叫んでいる・・・誰もがおぼれないために。


来週からはツアー、10月の事でも頭の中でバタバタしている自分が居た・・・
さっき「おっとっと～」って感じで気がついた。
また、繰り返すところだった・・・

まず、一人のアフリカの女の子に感謝をしたい、
（生きてるかどうか分からないけど）
その子はストリートチルドレンだけれど、他の子とは違う、
幽霊のように歩き、まったく生気も存在感もない、
豪華な食事が並び、楽しく過ごしている人たちが居る世界で音楽を演奏し、バンドメンバーと一歩、店の外に出ると、その子に出会った・・・・二回。

その子のおかげで、自分の世界の狭さ、浅はかさを教えられた。

今回のツアーはチラシ、チケット設定から自分たちを表現している、
そして、きっと心のどこかで自分が音楽を続ける許しを得ようとしている。

僕のわがままな性格に協力、応援して下さっている方に感謝！
そして、同世代で刺激を与えてくれた、Esperanza Spalding（マットのおかげでメル友に！(笑）とDan Tepferと云う二人の美しい、アーティストにも感謝を。

練習をして、瞑想をして、良い音楽を奏でよう。
刹那に最善を尽くして生きる。

＜Asian Cape Connection a.s.k Japan Tour＞
Amanda Tiffin(Vo/Pf)Sebastiaan Kaptein(Dr)松永誠剛(B)　

2008年8月5日（火）沖縄
浦添市「Bar Scarab」
Amanda Tiffin Trio
開場20：00　開演21:00
前売2000円　当日2500円


2008年8月6日(水）沖縄　
桜坂劇場　ホールA tel 098-860-9555
Amanda Tiffin Trio/高良結香（acoustic unit)
開場18：00　開演19：00
前売3000円　当日3500円　ペア5500円
"http://www.sakura-zaka.com/"

2008年8月7日（木）・8日（金）
大名「ROOMS」　tel 092-751-0075

開場18：30　開演19：30
Ａチケット5000円　Ｂチケット3500円　Ｃチケット 0円
"http://saito-kikaku.co.jp/rooms/"

2008年8月9日(土）
飯塚市風の丘「杜の舟」 tel 09496-2-6799

開場18：00　開演19：00
Ａチケット5000円　Ｂチケット3500円　Ｃチケット 0円

チケット取扱店 Dalahast Cafe
主催 Asian Connection http://asianjazz.ciao.jp infoasianjazz@yahoo.co.jp
協力　（株）ピアノターミナル・ナカムラ　BLOOKS Entertainment　　木村ギター工房
後援　福岡県文化団体連合会　(財)福岡県教育文化奨学財団　福岡県教育委員会　(財)福岡県国際交流センター

チケットCをご希望される方⇒
下記申し込み先まで以下の内容をメール、または郵送で送付してください。
・名前/住所/メールアドレス/電話番号
・自分は何故、今回のコンサートを無料で見る必要があるか（書式自由）

infoasianjazz@yahoo.co.jp
〒８２３－０００５
福岡県宮若市上大隈７６８－１
Asian Connection　松永誠剛


[Ｃチケットについて]
僕は音楽は全ての人にとって、平等であると考えます。格差社会が音楽の中にも広まり、音楽家がそれと向き合う事は今後、さらに大きな課題になると考えます。
音楽の重要な要素の一つはコミュニュケーションであり、そのコミュニュケーションがさらに音楽を豊かにすると考えます。
「応援する事」「体験する事」「必要とする事」と云う３つの意思をチケット設定に当てはめる事で、さらに豊かなコンサート空間を築く事が出来ると考えます。
最後に自分の考えを素直に伝える勇気を与えてくれた大橋可也さんに感謝致します。