上野公園で小豆梨(アズキナシ)、俳聖殿で藤、旧庁舎辺りでツツジ

2023-04-29 16:49:11 | 花や風景など
春を満喫近場の「花巡り」。

少しだけ早めの行動だった27日の木曜日午前。
「補聴器の調子はいかがかな?」と…装着2週間過ぎの点検みたいなもの。
自身の補聴器のことは、いずれ落ち着いたら改めて書くとして、
周囲の音(生活音や自然音というか)に慣れるために
あちこち歩きまわっていたわけです(笑)。

出会ったイロイロ、ただランダムに載せるだけですが、
確実に「春の風景」を、近場の上野公園で堪能していたのです。
 
心なしか「お池が綺麗」で、「鯉が来た!」ので
慌てて撮ったらこの程度のことしか撮れません💦
エサでも持って来ればよかったかなぁっていつも思うのですが、
あとのまつりです。

さて、定番我が自慢のお城と高石垣を上から…
ここで春を感じるのはやっぱり「藤の花」でしょうか。
  

北側に回って、ずっと見たかったこの花!
桜が終わると咲き出すのはわかっていたのですが、
まだ「あずき色で楕円形の実」しか見たことがない。
小豆梨の実(2022/11/2撮影)
そして小豆梨の木(2021/12/26撮影)
2023年の春こそ「花」を…と思っていました。
少し遅すぎたけれど「花」は少々残っており、
  
小豆梨」はバラ科、別名「ハカリノメ」。
若い枝に目盛りのような白い斑点があって、
「秤の目」のように見えるから…とか。

白くて可愛い小さな花が集団で咲いていたハズなのですが、
花弁は散り行き、地面に白い模様が描かれていました。
 

お城北東側の隅っこに「芭蕉句碑」。
桃青 さまの事 おもひ出す 桜哉』(無刻)
大正年間の建立ではないかといわれているそうです。
 

さて、北側石段を下りて「俳聖殿」の藤。
定番地ですが、視点を変えたらこんなコがいた!
 
見頃の藤棚になり、空とのマッチング、俳聖殿の屋根の形、
いつ見ても「芭蕉さん」を思い出す、
歴史に残る素晴らしい建物だなぁ……
  
そうか、お前もそこで愛でていたのかぁ(笑)。
さすが、伊賀のカラスは「侘び寂び」がわかるんだね。

「芭蕉翁記念館」前へ、ここでは「多羅葉(タラヨウ)」(モチノキ科)の木。
春は、黄色の小さな花が無数に咲き、やがて赤い実になります。
 

おっ、ここにも藤の花咲き、「無患子」の実はまだ健在!


※参考「牧野日本植物図鑑/学生版」より
 アズキナシ

 タラヨウ

公園を下り、旧庁舎辺りのツツジが気になるところ…
ここには「芭蕉句碑/升かふて 分別かわる 月見かな」。


旧庁舎南側にはツツジの植栽、のびのび育っています。
  

白ツツジ、朝露が残るさま陽に輝いていたので…
 
この場所を訪れる人はほぼいなくて、外では車がひっきりなしに通るのに、
意外と静かにツツジ鑑賞ができる穴場です。
いつからかわかりませんが、ここは工事に入る場所と思われます。
鑑賞するなら今のうち!

では、ここらで今回の花巡りはおしまい、
ではまた。

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