念願「岩尾池の一本杉」(甲南町杉谷)、やっと会えました…

2021-07-13 16:09:58 | 花や風景など
過去ログ「岩尾山・息障寺後編」で、
ここは、是非行ってみたい…と。
google mapでは、ココ!って出てくるのに、なかなかそこに行きつけない  
「岩尾の一本杉」はどこに?を探す混乱記録です(笑)。

甲賀と伊賀の二つの忍者の里を隔てる岩尾山。(三重・滋賀県境すぐそこ)
その山間に二つの池がつらなります「大沢池」と「岩尾池」です。
2度めの挑戦なのでちょっと余裕!
と思いきや、そう簡単に「岩尾の一本杉」は見つからなかった…

「岩尾池」の天端に車を止め、「東海自然歩道」を歩いてみます。
  
(予習では、二つの池は東海自然道でつながっている…らしい)
その途中には「大澤隧」なるものがあるらしく、(長靴おススメ)
    ひんやりトンネルの中、
ポタッポタッと水滴の落ちる昔のトンネル(隧道(ズイドウ))、歴史空間にタイムトリップしたみたいですが…
正直、進むには勇気がいりました(天井は低いし、蝙蝠でも出来たらどうしようって)
突っ込めば、ぜんぜん大丈夫なミニトンネルでした(笑)。
杉林を左側に、池を右に、森林浴もどきをしながら、
急に上り坂になったりしますが、
雨上がり後だったので、やっぱり「長靴」は素晴らしい!
ぬかるむ道もなんのその! どんどん進むと急に視界が開けます
   出たっ!

 いつか見た風景…
じゃ~ん「大沢池」に出ました~~
ん?ここまで歩いてきたけど「一本杉」らしきものには会わなかった…
ということは、ここまで(岩尾池~大沢池)の「東海自然歩道」沿いにはない!ということらしい

残念というより、森あり池あり隧道ありでルンルンと歩けたので、良しとしよう!
さて、仕切り直し=出直しウォーキングで、元来た道を戻り、
「岩尾池」の天端にそのまま車を残し、今度は県道132号線を歩くことにします…
(google)  (反対側から) 
途中、綺麗に整備された休憩所があります。
滅多に車は通らないし人にも会わない! けど「釣り人」は(通るたびにいつも)いるんですよ(笑)。
今まで誰にも会わなかったのに、この休憩所でこの人たちに出会う!という幸運
では、仕切り直しの後半デス。

県道132号線を三重県側に向かって歩きます、
「岩尾池」を左手に見ながら進み、10分ほど歩くと小さな広場があって、
鬱蒼と茂った木々の茂みから、googleの口コミで見たような景色に出会う…
    
「これっ?」って思いますけど、池の向うに見えるのでまだ自信はない。
そこで、休憩所で食事中だった方に(厚かましくお声をかけて)
「ここら辺に『岩尾池の一本杉』があるらしいのですが…」
「もう少し先に歩いて行くと『案内板』があるし、見えますよ」とのこと。
(内心、やったー!このまま進んで間違いはないのね、という確信
左手に池を見ながら進みます。

(google)  「滋賀県指定自然記念物」説明版ありました…
滋賀県指定自然記念
滋賀県自然環境保全条例第21条第1項により指定
名 称 岩尾池のスギ (一本スギ)
所在地 甲賀郡甲南町大字杉谷字柏ヶ辻3755番地の1
幹周 4.7m 樹高 15m 樹齢 1,000年以上(伝承)
指定理由 この樹木は伝教大師最澄上人がこの地で食事された際、
使用後の箸を地面に突き刺したものが芽吹き、
この巨木になったとの言い伝え
があり、
また、杉谷の地名もこの大杉に因んだものとも言われており、
地域住民に親しまれている。
指定年月日 平成3年3月1日 滋賀県 ≫

県道沿いに杉林が見えるのでそのまま、まだ進む…
 池の中の枯れ木が見える

(google)  多分「待避所」…
だと思いますが、少しの時間なら駐車はできそうです(帰る道中に撮ったもの)、
カーブミラーが二つあって、池の方に向かう細い獣道のような道が見えるではありませんか!
ここを歩いて行けばひょっとしたら行けるかも~~みたいな予感です
ドンドンと進めたので、あとは勢いデス。
    おお、見えますね、デッカイどぉ

いろんな角度からです、当たり前ですけど近づくと全体は撮れない
 

 

 「岩尾池の一本杉」全景
正面から見ると綺麗な立ち姿です、言い伝えでは1000年以上この「池の主」であるわけで、
地域の人を見守っている…そんな気がしてきますよね。

「岩尾池」ほぼ一周したような気分になり、
 
最後の〆に「一本杉」が見られて…
あぁ良かったよかった

再び車に乗るために同じ道を戻ったので、今回は全行程往復コース。
  ここを通って帰路に着きました🚙

静かな湖畔が好きな方、キャンプ気分でいかがでしょ


追記
後日、「大澤隧道」を紹介するyou tube映像をみつけましたので、
御参考までに
近江幻視行 幻のトンネルを求めて~大澤隧道

コメント
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