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思い出の霊山、今日は「山の日」らしいので

2020-08-10 16:34:44 | つれづれ思うまま
去る5月12日(火)、思い立って初体験を、、、

思い起こすこと40数年前、初めて「富士山」なる山に(5合目からではありますが)挑戦したことがあります。
「若気の至り!?」で登頂制覇しましたが、空気が薄くて高山病状態になり息も絶え絶えに降りてきた記憶があります。
日の出のも何も覚えていません、ただただ早く楽になりたかった、その時思いました、
ワタシって山登りには向いていない!と。

そんな経験がありながら、二度目の登山?に「伊賀の霊山」を選んだのが正しい選択だったのかどうかは分かりませんが、
とりあえず、「66才の至り!?」

途中、膝や太ももはピクピクガクガクするし、汗は目に入るし、「ナニクソ、負けてられるか!」と思わな登れませんし…

でも、不思議なことに「二度と登るもんか!」という気持ちにはなりませんでした。
こんなコロナ禍の中で(まさに「stay home」期)、
自然の中に身を置いてみたいと思われた人たち=お子さんを連れたお父さん、ワタシもその一人かな、
孫さんとおぼしき子たちを連れたおじぃさん、
一人で登る若者(まさか山登りするとは思ってなかった…らしいです)、
老若男女のペアたち、、、
いろんな人たちと登山途中に出会って(「密」になりようのないほどの狭道です=一人ずつ進むしかない)、自然に挨拶が出る、
今の思いを素直に口に出せる(しんどいけど、お互い頑張ったね…)機会に恵まれ、思い立ってよかったなと。
次の山登りがあるかどうかは別にして(笑)、霊山万歳 と思ってます。

普段、いろんな場所に行く時はいつも一人です、
誰とも話さずひたすら歩いては写真を撮る日々だったので、小さな会話ができてちょっと感動してました。

くじけそうになりつつも、撮影しながら休憩しながら1時間30分かけて登ったその道中の風景です~~

  
上柘植~愛田~山畑ルートを進み、ここを左折。「蛇喰池」を通って(この池はまたいずれ…)、林道を登る。

10分ほど対向車が来ないことを祈りつつ走ると視界が開け、駐車場に着きます。

お茶は持ったけれど、昼食の準備はしてこなかったので、今度ここに戻るまで何も食べない覚悟(笑)。
   
案内板などはきちんとあります、まずは「霊山寺」へ
そして、住職さんと思しき方にお尋ねしました「どこから登ればいいですか?」
「裏の階段からどうぞ~~」
なんと、『伊賀牛供養塔』、有り難く美味しく頂戴しておりますと合掌。
  
苔むす石仏様たちがいっぱい(駐車場から本堂へ登る旧参道の両側に所狭しと並べられています)。

案内板のところに「杖」が数本、このうちの一本を借りて登ります、
「忍びの里」の案内碑もあって、まずは階段から~~
  
心細くなるような細い道、嬉しいことは「2合目」「3合目」・・・と目安があること、これは初心者にとっては励みになります。
 
所々に置き石があります、周りの石を探して置いておきました…
たまに、花を見ることがあります、ここでは椿、嬉しいひと時。
 
この景色は、5合目辺り。
やっと半分、まだ半分。
どんどん険しくなっていく予感がします、獣道どころではなく岩肌むき出しのところもあるし、
横の崖から落ちたらどうしよう??と思うこともしばしば…
借りた「杖」がとても役に立ちます、頼れる「杖」です。

つづく
コメント
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