老中の市井日記

理想を失うことなく老いの中を楽しみながら、日々発見、日々刺激、日々出会いを大切にしていきたいと思っています

デザイン×プロデュースでモノづくりを変える!-デザインプロデュース向上委員会フォーラム 2014-

2014-02-27 08:41:18 | 勉強
1年半前に知り合った山納さんがFacebookに「デザインプロデュース向上委員会
フォーラム 2014」を紹介していたので昨日の午後、大阪大学中之島センター
に行って参加しました。

山納さんとの出会い トークイベント「カフェという場のデザイン」:

山納さんの著書 common cafe (コモン カフェ):

大阪府が「おおさか地域創造ファンド」を通じて「デザインプロデュース型商品開発
促進事業」のプロジェクト推進していましたが、その成果発表です。山納さんは、
事業統括コーディネーターでした。(以下成果報告書から一部引用)

「売れる商品づくりには、デザインプロデュースが欠かせない!」の顔マンガの
ある表紙の成果報告書には、デザインを活用した商品開発の現場において、
プロジェクト全体に目を配り、市場ニーズにあった商品をお客さんに正しく
届けていくためのプロデュース手法が具体的なプロジェクトのもとに満載です。

具体的には、デザインを問題解決と革新をもたらすナレッジやツールと位置づけて
ものづくりやコミュニケーションなどの様々なビジネスの局面で機能させ、
お客様が感じる価値を高めるものです。目的は、高付加価値な商品・サービスを
創り出す事です。

デザインプロデュースによる高付加価値化とは、長年、中小企業はメーカーの
下請けとして部品製造・加工・組み立てなどのスマイルカーブ(U字の
事業プロセスごとの付加価値利益率)の一番低い「川中」を担って来たものを
付加価値・利益率の高い「川上」や「川下」にシフトすることです。

上流(川上)へのシフト:差別化された素材・加工技術や開発力を活かす
下流(川下)へのシフト:自社商品を開発し、一般消費者に商品を販売する

今まで企業相手だった「川中」の中小企業にとっては、消費者との接点や
販路を一から構築しなければならない川下戦略は、川上戦略よりはるかに
ハードルが高いものです。それを超えるヒントもこの成果報告書に書かれて
います。

プロデューサーの3つの仕事
・(中小企業社長の手段を目的と勘違いしえいる)ビジョンを作り変える
・最適なビジネスの立ち位置を考える
・ソフトの力で価値を高める

事業プロセス「儲け話」のシナリオをキチッと描けるか
全体のマーケティングして事業構想をつくることがプロデュース
ブランドにはコンセプトが必要

分析から事業開始 ×
発想から事業開始 ○

顧客とともに創造する(共創)
発想型の仮説づくり

「おおさか地域創造ファンド」と言えば、3年前に担当した「EV開発研究センター」
もこの助成事業でした。

EV開発研究センター

その時これに出展しました 大阪モーターショー初日

今回のフォーラムは、SNSがなければ知らなかったもので、やはり
SNSは在り難いけど恐ろしですね。



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