第６０回白鷺祭（大阪府立大学学園祭）

実に３９年ぶりに母校の大学祭に参加しました。１１月１日から３日間
開催してましたが最終日になりました。最近週３日通っていますので、
道すがらの興奮はありませんが、ロックバンドの大きな音とざわめきが
聞こえて来ると少しワクワクしましたね。

昨日までの快晴とは打って変わって今にも降り出しそうな曇り空、
到着するまでは少し降られましたが現地では大丈夫でした。

そんな天気もあり人出はそんなにないと踏んでいましたが、想像以上の
人の数に圧倒されました。メイン道路の「白鷺通り」と「いちょう筋」
には模擬店が１００以上並び歩きづらいぐらいの人並みです。

私達の頃の男子学生殆どの少しの女子学生に比べると、隔世の感があり
ます。その上、ビックリしたのは家族連れが多いことです。地域のイベント
になっているかもしれません。これは嬉しいことです。

室内の文化祭典には、自主制作映画上映会やプラネタリウムなどもあり
なかなか楽しいものでした。

もっとビックリしましたのは、正門に入ったところの芝生「白鷺平原」に
広げられている「ｅｃｏマーケット」フリーマーケットです。これは、
私達の時代にはなかったものです。「本当に１００円で買えるの？」
思うばかりのものばかりでした。

「あれ、変だな？」ゴミがほとんど落ちていません。それもそのはず、
ほぼ１００ｍ置きに大きな４種類のゴミ箱があります。更にそこに人が
立っていて、分別の指導をしていて最後に「ありがとうございます」
と頭を下げてお礼を言います。

極めつけは、写真にあるような「トトロ」のゴミ箱です。これには、
子供の列が出来ていて楽しそうにゴミを捨てています。学生や大人は
写真を撮っています。

このゴミ箱の後ろに立っている学生は、「環境部エコロ助」のメンバーです。
子供向けの環境教育を実施するなどの活動をしていて、この９月に
平成２０年度「おおさか環境賞」の府民活動部門で大賞を受賞しました。
本当に地道な活動です。

大学祭へ行って、地域と環境を教えられました。