店主のだらだら草子

スローライフを目指すi-sumi.com店主の気ままな日記

映画『ビッグ・ボーイズ しあわせの鳥を探して』

2012年07月24日 | スローライフ
映画『ビッグ・ボーイズ しあわせの鳥を探して』という映画を観てきました。
珍しく、バードウォッチングの映画です。

アメリカではヒットしたとのことですが日本では公開が少なく、京都から大阪まで映画より高い交通費を払って観てきました。
北米大陸で1年間に何種類の鳥を見つけたかという競争の映画なんですけど、バーダーならきっとその気持ちは痛いほどわかるはず。
反面、一般の方からすれば、なんのこっちゃよくわからん映画とも言えるのかもしれませんが・・・
鳥を見て何が面白いの?  とは、時々受ける質問です。
やっぱり一般受けはないかもしれないけど、私たちバーダーにとっては必見の映画でしょう。まったく退屈する場面がありませんでした。
TOPの画像は公式サイトより 『ビッグ・ボーイズ しあわせの鳥を探して』公式サイト


この映画を見て、熱心に鳥を探しに行った若かった頃を思い出して、また情熱が・・・と一瞬。
何もかも置いといて、あの鳥を観たい!って熱いころがあったなあ~(笑)

9月にはタカの渡りを毎年見に行って、子供たちの運動会には1回しか行かなかったなあ・・・。
どこかへ連れてやるのも鳥の少ない7月8月中旬限定だったり  なんて、そんな苦い過去もあったりするのです・・・
来ないのが当たり前やったとは娘の言葉。ん~、悪い父親。


だから余計にこの映画の主人公たちの気持ちがわかるんです。
いろんな理由をつけて鳥を観に行く主人公たち、身につまされました。(笑)
鳥の美しさやその周りの環境、いじらしさ、雄々しさ・・・鳥に魅せられたとしか言い訳できないなあ。


この映画は、事実に基づいて作られているそうです。
私なんかより何十倍も過激ですが、一度はこんな無茶や冒険をしてみたいと思っていたことをやって見せてくれた映画でした。
今はライフリスト(生涯に見た鳥の種類数)にこだわることもなく、珍鳥を追いかけるわけでもなく、お気に入りの場所だけしか行きませんが、映画を観てちょっと熱くなってしまいました。
世界一を決めるこの大会が、自己申告によって決まるというのも、バーダーのピュアな一面を象徴しています。
子供みたいな気分になれることがあるなんて、やっぱり幸せな趣味ですね。周りには迷惑かけるけど。(スミマセン)


ただひとつ、この映画に触発されて、無茶なバーディングはやめましょう。
ご覧いただければわかるのですが、主人公たちは声や習性、生活環境など、ものすごく鳥に詳しい。
その詳しさの上で、無茶とも思えるバーディングをしています。
ちゃんとマナーと環境に配慮してバーディングを楽しみましょう。





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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
scopsさん ()
2012-08-01 06:33:00
大阪まで観に行っちょったがですねえ。
京都でやってないというのなら、高知ではやりませんねえ。
徹底的に好きなことをするというのも、なかなかできるものではないですよね。

見た鳥の数を自己申告で決めるとなれば、なんとなく水増ししそうな気もしますが、本当に鳥の好きな方々は、水増しして勝つことより、職をなげうってでも鳥を探しに出かける?scopsさん日本で見られる鳥の殆ど見ているのではないですか。

またまたお願いで悪いのですが、風の山で見てきた鳥
相変わらず状態はよくないですが、何鳥でしょうか。
お暇なとき見てください。

風の山も、結構鳥がいると思っている私ですが。。。(汗)
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風さま (scops)
2012-08-01 10:37:39
この映画に出てくるような人、日本にも結構いると思います。(笑)
私なんかまだまだ全然ですが、日本中の鳥を見ようと思えば、充分な時間と費用がいりますねえ・・・(涙)

仕事をリタイアしたら、ゆっくりと全国を回りたいなあという夢はあります。
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