今回の台風で、大きな被害を被られた方々にお見舞い申し上げます。
今年は自然の驚異をイヤと言うほど味合わされる年ですね・・・
紀伊半島をはじめ各地にこんなに大きな被害が出ているとはつゆ知らず、ここ京都では少し強い風が吹いた程度の土曜日、「フェルメールからのラブレター展」を観に行ってきました。お気楽なことですみません。
この展覧会は6月25日~10月16日までの長期間にわたって開催されているんですが、なにせ超人気のフェルメール、普通の休日に行っていては絵より人の頭を見る事になるのがオチ。
本来なら待ちに待ったタカの渡りを観察しに行く予定だったこの日、他に予定もなく、どうしようかと思っていたときに思い出したのがこの展覧会でした。
しかも、9月10月はタカの渡り観察でこられる日がない、一石二鳥でした。
思惑通り、人は少ない。
でも予想していたよりはるかに多い。同じことを考える人が多いんですね。
会場で何年かぶりに家族連れの同級生に会いましたが、彼女も同じこと言ってましたよ。(笑)
今回は「手紙を読む青衣の女」「手紙を書く女」「手紙を書く女と召使」の一挙3点が来日!とのキャッチコピー。
このうち、「手紙を読む青衣の女」は修復作業が済んだばかりのもので、あのフェルメールの青と賞賛されている、ラピスラズリで描かれた色が復活しているとのことでした。
しかも修復後、世界初公開だとか。先に見せていただいて、オランダの方に申し訳ないような気分です。(笑)
展覧会の副題が「コミュニケーション:17世紀オランダ絵画から読み解く人々のメッセージ」として4室にわかれて展示がありました。
「1.人々のやりとり-しぐさ、視線、表情」
「2.家族の絆、家族の空間」
「3.職業上の、あるいは学術的コミュニケーション」
「4.手紙を通したコミュニケーション」
上記のようにフェルメールのほかにも数十点のオランダ画家の作品が並んでいましたが、正直ちょっと苦手な分野です。宗教画とまではいかないけれど、何点かを除いてはそれに近い感じだったなあ。
でもそれぞれ光の表し方が素敵だなと感じました。
変なところですが、特に金属光沢の描き方には目を見張りました。(笑)
毎回、展覧会へ来ると音声ガイドを借ります。
500円はちょっと高いなと思うけど、でもこれがあるとないとではまったく違います。
今回の絵もガイドがなければ印象はかなり違っていたでしょう。
フェルメール作品3点は第4室のさらに奥の別室で、一緒に展示されていました。
普通ならものすごい混雑になっていたであろう部屋です。
フェルメールは同時期のオランダ画家に比べて、ずっと柔らかい光の使い方をするんだなと感じました。
日本で人気の出る所以でもあるんでしょう。
今回はおかげさまで、ゆっくりと近くで細部まで鑑賞することが出来ました。
皆様もいちど嵐の日に・・・
展覧会公式ホームページ
今年は自然の驚異をイヤと言うほど味合わされる年ですね・・・
紀伊半島をはじめ各地にこんなに大きな被害が出ているとはつゆ知らず、ここ京都では少し強い風が吹いた程度の土曜日、「フェルメールからのラブレター展」を観に行ってきました。お気楽なことですみません。
この展覧会は6月25日~10月16日までの長期間にわたって開催されているんですが、なにせ超人気のフェルメール、普通の休日に行っていては絵より人の頭を見る事になるのがオチ。
本来なら待ちに待ったタカの渡りを観察しに行く予定だったこの日、他に予定もなく、どうしようかと思っていたときに思い出したのがこの展覧会でした。
しかも、9月10月はタカの渡り観察でこられる日がない、一石二鳥でした。
思惑通り、人は少ない。
でも予想していたよりはるかに多い。同じことを考える人が多いんですね。
会場で何年かぶりに家族連れの同級生に会いましたが、彼女も同じこと言ってましたよ。(笑)
今回は「手紙を読む青衣の女」「手紙を書く女」「手紙を書く女と召使」の一挙3点が来日!とのキャッチコピー。
このうち、「手紙を読む青衣の女」は修復作業が済んだばかりのもので、あのフェルメールの青と賞賛されている、ラピスラズリで描かれた色が復活しているとのことでした。
しかも修復後、世界初公開だとか。先に見せていただいて、オランダの方に申し訳ないような気分です。(笑)
展覧会の副題が「コミュニケーション:17世紀オランダ絵画から読み解く人々のメッセージ」として4室にわかれて展示がありました。
「1.人々のやりとり-しぐさ、視線、表情」
「2.家族の絆、家族の空間」
「3.職業上の、あるいは学術的コミュニケーション」
「4.手紙を通したコミュニケーション」
上記のようにフェルメールのほかにも数十点のオランダ画家の作品が並んでいましたが、正直ちょっと苦手な分野です。宗教画とまではいかないけれど、何点かを除いてはそれに近い感じだったなあ。
でもそれぞれ光の表し方が素敵だなと感じました。
変なところですが、特に金属光沢の描き方には目を見張りました。(笑)
毎回、展覧会へ来ると音声ガイドを借ります。
500円はちょっと高いなと思うけど、でもこれがあるとないとではまったく違います。
今回の絵もガイドがなければ印象はかなり違っていたでしょう。
フェルメール作品3点は第4室のさらに奥の別室で、一緒に展示されていました。
普通ならものすごい混雑になっていたであろう部屋です。
フェルメールは同時期のオランダ画家に比べて、ずっと柔らかい光の使い方をするんだなと感じました。
日本で人気の出る所以でもあるんでしょう。
今回はおかげさまで、ゆっくりと近くで細部まで鑑賞することが出来ました。
皆様もいちど嵐の日に・・・
展覧会公式ホームページ
フェルメールの青、見に行けませんでした。
しかも(比較的)空いた日にご覧になれたなんて、良かったですね!
宗教画も好きですが
中には 入れない(受け入れてもらえない?)絵もあります。
スペインの宗教画もそうだったと思います。
ヨーロッパ全部なのか? キリスト教系全部なのか?
いやいや、ヒンズー教でもあったなあ。
たいていは「絵」は「絵」として 受け入れてもらって?います。
私はどうも難しくて苦手です。(笑)
何回か行ったり来たりして観ましたが、少ない時は2人とか、信じられないくらい近くでじっくり観られました。
東京も年末から3月にかけてこの展覧会が催されるようですよ。ぜひ。