和菓子と焼きたてカステラの店 茶和-sawa-

毎日カステラを朝焼いています。
当日はふわふわ、1日ねかせるとしっとりします。
二日間にわけてお召し上がりください♪

クッキーとサブレの違いは??

2010年11月11日 07時00分00秒 | お勉強
おはようございます。
和菓子職人の高橋由美です。

昨日は北風で寒かったですね。
今日は青空が広がってます~♪

さて、昨日はみどりやでお仕事でした。
お煎餅屋サンが来て「サブレとクッキーの違いって何?」
という話になりました。
なので、ちょっと調べてみましたぁ。


どうやら、こまかく区別しているのは、どうやら日本だけのようです。
呼び方もイギリスでは「ビスケット」、アメリカでは「クッキー」、フランスでは「ビスキュイ」。
アメリカでは、ビスケットやクッキーのようなサクサクしたお菓子は全部「クッキー」と呼ぶようです。
また、「ビスケット」というと柔らかいパンのようなものをさすそうです。


フランス語のサブレは、クッキーのこと。
「サブレ」というのは、もともとフランスのノルマンディー地方のお菓子で、ここで作られたクッキーを「サブレ」と呼んだそうです。
フランスでは、クッキー=サブレですね。
また、サブレ「sable」はフランス語で「砂」という意味ももちます。
小麦粉に対して油脂分の配合を多くし、サクサくとした感じに焼き上げ、食べると口の中で砂のように砕けて、溶ける感じからつけられたとも言われています。

イギリスでは「クッキー」という言葉がないので、みんなビスケット。
ビスケット、クッキー、サブレ、日本と違ってヨーロッパでは明確な区別はないようです。呼び方がいろいろあるのは日本だけみたいですね~。

公正競争規約での決まりでは、手づくり風の外観で、糖分と脂肪分の合計が40パーセント以上のものが「クッキー」、それ以下のものを「ビスケット」と呼ぶそうです。また、原料や焼きあがった生地や外観から以下の区別する場合もあるそうです。

・ビスケットの原料は、薄力粉、ベーキングパウダー、グラニュー糖、バター、卵
・サ ブ レの原料は、薄力粉、グラニュー糖、バター、卵
をそろぞれ使ったもので、サブレはビスケットに比べ、バターと卵を多く使うのが特徴となっています。
生地もビスケットは型抜きしますが、サブレは型抜きの他、しぼり袋に入れ絞ることもできます。
焼き上がりは、ビスケットはちょっとパサパサしていてもろく、サブレは空気の層が横に入るのでパリッとした感じになります。

クッキーは、総称して呼ぶ名前だそうです


今日はこれからお稽古です~
いってきまーす♪

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