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2011年03月11日14時46分、東日本大震災発生
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3086)黄昏歩き 上野~船橋(1-3景目 旧新寺町通りから駒形堂へ)

2019年10月07日 | 各地彷徨
 元プロ野球監督・選手の金田正一氏が86歳で亡くなりました。私より上の世代には記憶にも記録にも残る選手・監督だったことでしょう。私は現役時代を知らず、漫画「侍ジャイアンツ」で主人公のよき理解者で描かれていたことの方が印象に残っています。現在のようにローテーションや分業が確立された中では400勝投手はもう現れないでしょうね。



 黄昏歩きの続きです。かっぱ橋道具街を過ぎると道端に「浅草寺町散歩」という案内が建っていました。それによると現在歩いている通り(浅草通り)は江戸時代「新寺町通り」と呼ばれていました。1657(明暦3)年の江戸大火後に寺町になったそうです。現在も通りの周辺にはお寺が幾つもありますが、浅草通り沿いには新しいオフィスビルやホテル、マンションに混ざって仏具屋が幾軒もありました。


(新旧の建物が混ざる浅草通り -台東区西浅草 2019/07/24-)

 仏具街を抜けると、その昔「紙漉(かみすき)町」と呼ばれた一帯を過ぎます。紙漉きを営む人が多く住んでいたそうです。現在は浅草○丁目とか雷門○丁目となってしまいましたが、江戸時代の地名がそのままだったら趣がある反面、覚えにくいというデメリットもあったことでしょう。


(旧紙漉町、現雷門の浅草通り -台東区雷門 2019/07/24-)

 旧紙漉町を過ぎると国道6号線と交差します。言わずとしれた常磐沿いを経て仙台へ至る幹線国道ですが、このあたりでは近場の地名しか標識には無く、「浅草通りと江戸通りの交差点」の方が現実的な言い方ですね。


(奥にはスカイツリーと駒形橋が -台東区雷門-)

 上野から伸びる浅草通り(都道463号線)は江戸通り(国道6号線)と交差すると隅田川を渡るのですが、その手前に「駒形堂」が建っています。ここは浅草寺本尊の聖観世音菩薩が約1400年前に隅田川より現われた霊地だそうです。現在の駒形堂の本尊は馬頭観音が祀られており、毎月19日は縁日が開かれています。


(2003年再建の駒形堂 -台東区雷門 2019/07/24-)

 駒形堂の建つ交差点から北へ進めば浅草寺に至りますが、我が歩みはあくまで東進。名所旧跡であっても沿道から離れているので今回は登場しません。



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