3433）岩手彷徨 八幡平市（田山駅）

　昨日公務で沿岸の宮古へ。車で宮古まで行くのは久しぶりで、建設が進む復興支援道路による国道106号線の変わりぶりが新鮮でしたが、その中、箱石地区にあった旧昭和の学校で解体工事が始まったように見えました。展示物が花巻市に移り長いこと放置されていましたが、遂に解体されるに至ったのですね。単なる郷愁ですが、勿体なく思いました。



　本日も八幡平市から。西根団地から田代平高原を経、本日はＪＲ田山駅です。八幡平市の北端、秋田県境に近い駅です。現在は八幡平市ですが、その前は安代町、その前が田山村でした。国道282号線から駅への道へ折れると、コンパクトな駅舎が出迎えてくれました。


（八幡平市石名坂　－2020/09/06－）

　駅の開業は1929（昭和４）年10月で、２年間は盛岡方からの終点でした。その後は他のローカル線の小駅と同じような歴史をたどり、交換設備の廃止・無人駅かを経て今日に至っています。


（田山駅ホーム　－同上－）

　30年以上前に交換設備は撤去され、一方のホームは草の中に隠れていましたが、現在も使用されているホームではサルビアがきれいでした。地元の方々が手入れしているのでしょうね。１日12本停まる列車のお客の目を癒してくれているように思います。冬には一変するでしょうがね。

にほんブログ村 ←岩手の情報はコチラ♪

過去の９月18日・・・こちら