しいたけの伊豆高原情報と放浪旅

(伊豆をバイクで回って10年、伊豆高原に住んで26年目に突入、いろんな事がおこりますねえ!)

さらば「静内」!さあ日高山脈越えです

2009年05月25日 | バイク&キャンカー&鉄道&船旅
・           【サラブレッドさんもサヨナラです!】

どんなに遅く寝ようと、酔っぱらおうと夜明けとともに目覚めてしまいます
宿はひっそり、昨日中に精算済ましてますから抜き足差し足で玄関にキーを置いて
朝もやの中、エンジン始動です
昨日中に「何もない襟裳岬!」には行かないと決めておりますので
日高山脈越えの「天馬街道」を選択です

朝早いのでガソリンの残量が心配、浦河で左折して日高山脈に入っていきますが
道路案内には帯広、幌別ともに100km以上の離れています

(日高山中でガス欠なんか嫌です、帯広まで行かなくても町はありますので峠を
 越えれば、何とかなるでしょう?)

地図開きませんから距離も不案内でして、浦河でスタンドが空くのを待つのも嫌です!



日高山脈登っている途中で走行が14万kmジャストを示します!


・           【このバイクはいろいろありました!】

買ったのは5年まえですが、前のバイクの「スズキ」さんが盗難に合って慌てて
買い替えでしたね、しばらくしたら「スズキ」さんが発見され、長い間お蔵入りになっていました
「スズキ」さんが赤沢温泉でラジュエータを傷つけまして結局埼玉県でギアーが壊れて
廃車でした。従って不本意ながらの再デビューでしたね!

今年で実働4年で2回目の車検を終えたばかりです

(バイクなのに良く走ってくれます!)


「天馬街道」は北海道の背骨、日高山脈を横断する道路なんです!


・  【天馬街道の頂上には長いトンネルがあります】(写真は帯広側からです)

雪を抱いた険しい山並みが迫ってきますし、凍結注意の看板が目に付きます
まるで雪でも降ってきそうな寒さです
前方から1台バイクが降りてきて安心ね!

(どうやら凍結は無いようです、戻りだったらどうするの?)

高度が上がってやがて橋になっている所に出てきます
以前フェリーで一緒になったおじさんはこの道を作った人でして
「あそこは重機の墓場なの、山が動いて一瞬の内にブルやクレーン等の重機が埋ったのよ」
「トンネルが掘れなくて橋が架かっている所だよ」

「山が動く!」と恐ろしそうに話してくれた、超薄気味悪い所なんです!



この橋を渡るとすぐに北海道で一番長い「野塚トンネル」(全長4000m以上)
が口を開いています
すれ違う車も追い抜く車もありません、先の出口も見えませんから心細くなり
バイクのエンジン音だけが頼りです

(往復2車線境目はセンターラインだけの道路で照明がやや暗いです!)


トンネルを抜けるとドンヨリ曇っていた浦河の空と全くちがった空がありました!


・          【空は高く、ますます青空になっていきます】

山を下るにつれて気温も上昇、気分も明るくなって心配はガス欠だけです
帯広まで行かなくても豊似、大樹当りでガソリンスタンドがあったはずです!

(ここまで来れば心配ありません!)




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