しいたけの伊豆高原情報と放浪旅

(伊豆をバイクで回って10年、伊豆高原に住んで26年目に突入、いろんな事がおこりますねえ!)

松崎から蛇石峠に入ります

2020年01月22日 | バイク&キャンカー&鉄道&船旅
・                        【これが蛇石の頭なのです】

バイクのカブで西伊豆へ行ってきました、松崎から蛇石峠を抜けて真っすぐ進むと下田方面ですが、今日は南伊豆の天神原へと
抜けていくのです、松崎から海沿いでなく山の中の細いくねくね道を進んでいきます、人も車もほとんど来ない寂しい道を行くのです
峠を下りきった所の小川のほとりに小さな看板が立っておりました、小川に突き出た細長い岩も目撃です

(小川はやがて青野川となり下賀茂の弓ヶ浜に注いでいるのでした)

正月を過ぎて青野川は早咲きの河津桜の名所でもあって、川の両側をピンクに染め上げます、本家の河津桜より人が少なくて僕が好きな
桜並木を出現させます


・            【蛇石のいわれが掲げられていました】

蛇石峠のいわれとなった大蛇の頭のような岩なのです、神様によって大蛇が岩になって横たわっていました、伝説によれば蛇の尾っぽは深く
山の中に浸透しており24km離れた大池まで続くとありました、今では子供でも信じない話ですが、この辺は夜になると
街灯の明かりもなく真っ暗になります、以前バイクで夜に走行したときヘッドランプのハイビームが切れていて急なカーブを回るとき
先が真っ暗で藪なのか崖なのか道なのか判らずに苦労した思い出があります、

(道が狭いのでセンターラインが無い夜の道は走りにくい)

真っ暗な夜の森の中にいるとちょっとした物音やざわめきが得体の知れない恐怖心が僕の周りを包んできて、あり得ない恐ろし気な話も
真に迫って来ます

(昼間見る限り石が大蛇に見えることは無いのですが、看板のいわれを見ると周りの山が恐ろしくなります)

古来より架空の龍や大蛇の伝説がありますが、僕が見た蛇は大蛇などとはかけ離れた小さい青大将、ヤマカガシ、と小さいマムシを
見ただけです、人間の想像力で養われた見たくないものの恐怖から、蛇や醜い顔、勘違いの畏怖から世代を超えていくと
天狗や大蛇、河童などが作り上げられると思います、我が家の崖にも大きなマムシがいると地主さんから脅かされています。
隣家のご主人はたばこの葉っぱを嫌うと言って撒いていました、僕も木を切る時、藪の中に入って行って転んだりもします、その度に
噛まれる恐怖を感じるのですが、一向にマムシのお姿を拝見しません、想像力の方が一歩先に行くようです

(結局僕が臆病なだけなのです!)


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