しいたけの伊豆高原情報と放浪旅

(伊豆をバイクで回って10年、伊豆高原に住んで26年目に突入、いろんな事がおこりますねえ!)

いよいよ震災被災地に入ってきました:宮古!

2013年12月05日 | バイク&キャンカー&鉄道&船旅
・              【津波大被害の直撃あった宮古市です】

2012/11/9時点の宮古市の被害状況※ 岩手県HPのデータより

死者数:420
行方不明者数:94
死亡認定者数:94
避難者数:0
避難所数:0
住宅、建物被害(全壊数+半壊数):4005
仮設住宅建設戸数:2010 (完成度100%)
仮設住宅建設箇所数(団地数):62

海沿いの現地に入っても仮設住宅は見つけられません、一人で震災地を訪れても
何も案内されないので判りません!
瓦礫は撤去されましたが、更地になって電柱が立っているだけです



海から離れて高台移転先の山肌が削れられておりました


・             【果たしてこの地で生活再建がなされるのしょうか?】

写真奥が高台移転の為に造成工事が進めらていました

復興の目安として高台移転は選択肢として重要だと思いますが、被害に遭った場所にも未練はあるみたいです
旧市街地は海に近くて便利な所なのです
難しい選択だと思います、高台移転人命尊重でも100年に1回の事ならと考える方もいると思います



この出光のガソリンスタンドには見覚えがあります!

(津波の跡形は天井まで水かきていましたが、今は塗装されて新しくなっておりました)


・               【いち早く開業したスタンドに頭が下がります】

手回しポンプで営業していました、今は普通の電動ポンプを使っておりました
おじさん、おばちゃんも頑張って営業してくれます、2年前はガソリン不足で、仮設スタンドでの営業は震災訪問
ライダーにとって光明でした

(津波に負けない心意気を感じました)



瓦礫は撤去されて更地になっておりました!


・                【この辺に銀行があった気がします】

宮古信用金庫の建物があった所だと思います・・・(別の場所で再開している筈です)



あれから2年も立つと雑草が生えてきて、全ての忌まわしい過去を洗い流していきます


・                【更地が雑草で覆われだしました】

津波は何もかも洗い流しました、今は雑草が生えてきました、台移転で海沿いは平地になるのでしょうか?
盛り土して回りをコンクリートで囲む大工事はできないのでしょうか?
町の中に高台ポイントだけでも作れないかしら、札幌にはごみで作られた小山の公園もあります!



この高い傍聴提を津波が乗り越えてきました


・                 【内側も雑草が伸びていました】

見上げる高さの防潮堤は10m位あります!

(今回津波は10mの防潮堤では破壊されました、普代村の防潮堤は先人の教えにより15mでぎりぎり間に合いました)


・                 【多少津波を弱める効果はあったのです】

被害を低減させる効果はなかったのです


・                  【やっと仮設住宅の一部を目撃しました】

あれから2年も立って仮設が固定しています、生活力を失った老人に新居は難しいのです



皆さんから「しいたけ」ちゃん、軽くすんで良かったねと言われます。BAR「MISTUKO」のママはジローさんから
僕の病状は聞いていました、知らせて居なかったのに心配して頂きました、心配していた僕のボトルも健在で
少しだけ頂きましょう、今日は息子が125ccの原付で送ってくれるので安心です
僕の作る夕食はスパゲッテイと野菜スープ位です、ここでお袋の味をご馳走してくださいね!

(いわしの煮付け、野菜の煮物、しらすおろし、かますの塩焼き、肉豆腐鍋を僕の分まで食べて
 息子は満足、満腹風でした)

MISTUKOさんのお料理はストップをかけない限り延々と出てくるのです!



これが本当の「冷えとり」の手引書
PHP研究所

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