日本海の町；「鯵ヶ沢」！

・　　　　　【こんな雨の中を走っていますと何時になったら帰りつくのか不安です】

高速道路と比べて普通の２車線道路はすぐに前方の車に追いつきますが、追越ができません
このままじっとトラックの荷台を見つめて走行です、トラックの飛沫、対向車線からも
水跳ねが襲ってきます、フルフェイスのヘルメットでは表情は判りませんが
これだけ雨に祟られますとかなり気分は滅入ってきます



ＪＲ：鯵ヶ沢駅につく頃には雨と晴れが短時間めまぐるしく変わって襲ってきました


・　　　　　　　　　【ＪＲ：五能線の鯵ヶ沢駅です】

友達の出身地です、いつもは豆粒のように小さな町と仰っていましたが、どうして結構大きな町でした

一般的に本州の人は自分の田舎を小さく言い過ぎです、北海道の基準では夜になると
周りの照明は一切無くなりトンネルの中と思うくらい夜になると真っ暗になって
そもそも駅があって鉄道が通ってる町は小さいとは言えないと思います



駅から出ると道は日本海沿いを走る事になります


・　　　　　　　　　　【前に見えるは日本海なのです】

景色を堪能するだけの余裕は湧いてきません、高速道路はどこにいけばあるのか心配です
確か能代までいけば構想道路に乗れるはずと推測です

（鰺ヶ沢から能代まではまだ１００ｋｍ近くもあったのです！）



鯵ヶ沢の名物は「イカ焼き」です


・　　　　　　　　　【一番小さそうなお店の前で「イカ焼き」を貰います】

カッパをバイクの上に広げて一休みします、おばちゃんも話しかけてきますが
津軽弁は聞き取りにくくて理解不能になります、「イカ焼き」は生イカを焼くわけでは
ありません、一度干して焼くと美味しくなるのです

従って売れなくて干し放しにしますと「スルメ」になってしまうと聞こえました

天気が良くなると前を通る車から声が掛かってきます、おばちゃんは手馴れた感じで
イカを焼き上げて、ささと横に切り分けて食べやすくしてくれます

（切り分けというのが熱くて難しい作業のようです、お店によっては横に切れ目を入れて
　そのまま渡しています！）

省力化しない、手抜きしないで熱くてもその場で切り分けて貰いたいです