会員のMさんから「パステルカラーて何だ」と聞かれて返答に困ったことがありました。
少しぼやけた明るい色をイメージしていたのですが、画材のパステルもパステル画も、
実物を見たことがないので上手く話せませんでした。
`はてなキーワード`で調べたら「淡く明るい中間色」のことで、
「彩度
」が低く「明度」が高い色のことだそうです。
まー要するに、何の色と言いきれない明るく綺麗な色のことですかね。
桃香(栄華の誉×名月)
(小輪・薄い桃紫色地に濃紫紅色の大小絞り、底白)
Mさんは昨年の花期直前に亡くなられてしまいました。
満開に咲いたMさんの桃香を見て一目で気に入り4年ものを仕入れました。
展示会に出品して批評をお聞きしたかったのですが・・・。
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皐月の花の色はカラー印刷で使われる三原色で現すとマゼンダ(ピンク)とシアン(水色)の混ざり具合だけで、イエロー(黄色)は無いようです。
写真や印刷ではこの2原色で、赤から紫までの色が出せることになっていますが、実物と比べるとちょっと違うかなーと感じることが多いようです。。
まー皐月に興味のない人には皆同じにように見えるのでしょうが・・・・。
飛鳥錦(明日香の枝変わり)
(大輪・白地に紅紫色と濃紫色の大小絞り、底白、覆輪、濃紅紫色と濃紫色の無地)
「赤の強い花」と「紫が強い花」の2種類が咲きます。白地の絞りにも2色が出て、色の変化も大きく、咲き分けが分かりやすい品種です。良い苗があれば欲しいけどお高そうだなー。
(展示会で撮影)
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年が明けて陽が伸びて来ると皐月の根が動き出します。去年は正月から低温傾向が続き開花が遅れましたが、今年も寒いので遅れるのですかね。
皐月の品種は早咲き遅咲きのほかに、花揃いの良し悪しや、花持ちなどいろいろです。
去年、展示会に出して分かったのですが、見てもらいたい樹を展示期間中に最高の状態に持っていくのはえらく難しいことなのですね。
紫紋峰(華連華×柏の苑)
(中輪・ごく薄い紫色地に紫紅色の大小絞り、吹上・微塵・白絞り、爪白覆輪、紫紅底白無地)
一昨年の展示会でこの花を見たのがきっかけでさつき会に入りました。紫の薄い地合いに底白が良いアクセントになります。派手さはないけど清楚で上品な感じがします。
(展示会で撮影)
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