拝啓 陸の孤島から

いいことがあってこその 笑顔じゃなくて
笑顔でいりゃいいこと あると思えたら それがいいことの 序章です

生徒を泣かす。

2006年08月07日 19時16分32秒 | お仕事の話
いや、別にいじめたわけじゃないですよ。


大学の推薦入試に出願するための志望理由書が書けないと言って泣いちゃったんです。


つくもだって鬼じゃないですから、
「この内容で出しちゃえばいいよ。」とか言ってあげたい。
言い方悪いけど、
指定校推薦や出願者が全入しちゃうような私立大や専門学校の志望理由書なら、
そんなに細かく指導しません。
もうほんとに誤字脱字を見るぐらいで。

でも、その子が出願しようとしているのは、
国公立大学のAO入試のもの。
確かに出願時に提出しなければならない志望理由書だけでも数枚あって、
そのそれぞれが数百字も書かなきゃいけないものなので大変です。
(数枚とか数百字という曖昧な表現を敢えて使っています)
でも、その出願書類で一次選考が行われるって言うんだし…。
やっぱ低いレベルで出させるわけにはいきません。
そのためには少し厳しい言葉も言わなきゃいけないし。


それと、少し苦労して欲しいという思いもあります。
大学入試を経験された方なら心当たりがあるかもしれませんが、
推薦入試ってちょっとずるい感じがしません?
ずるいって言ったら語弊があるかもしれないけど、
一生懸命、学科の勉強をしている横で、
面接だけですぅ~っと合格しちゃったりして。
とりわけ、うちの学校の子が突然国公立大なんかに合格しちゃったりしたら…。

だから、苦労して欲しいんです。
そして、その覚悟は本物か? と問いたい。
指定校推薦とか専門学校とか楽な道はいっぱいあるんだから。

試験が近づいたら泣いてる暇なんてありません。
だから、今のうちに苦労して、泣いておいて欲しい。

最新の画像もっと見る