近代美術館に行って着ました

今日も札幌の北大病院に入院している父のお見舞いに行きました。
お見舞いといってももうほとんど元気なので、顔を見に行ったというほうが正しいかもしれません。
一応、入院患者は共通のパジャマ？か寝巻きみたいのを着ているのですが、父にはもうふさわしくないと思います。
父の病室に着いてすぐに散歩に出かけました。
ポロシャツを着てズボンをはいて帽子を被って。
ようやくいつもの父になったような気がしました。
パジャマを着ていると無理矢理病人にさせられているかのような気さえします。
病院を出て北大の構内を歩きました。
かなり広いしとても綺麗で楽しそう。
自分も北大に行けばよかったかな？と思いました。

池のあるベンチでカモを見ながら休憩したり、生協に入って中を物色したりしました。

その後私は近代美術館に行きました。
北海道の水彩画展を見に。

いろんな公募展などでも油彩に比べて数が少ない水彩画の分野ですが、もう死んだ作家や現在も活躍している作家の作品がたくさんあってとても楽しかったです。
あまり詳しくないので感覚的にしか書けませんが、油彩に比べてあっさりしている水彩画ですが、とても爽やかに感じました。
自分は油彩画をやりますが、水彩画もやってみたいと思えました。
中学校とか高校の美術では水彩画をやりましたが、写生会などを思い出すと、鉛筆のデッサンまではうまくいくんだけど、絵の具を入れるととんでもなく変になっちゃうというのを記憶しています。
こんなんだったら絵の具塗らない方がましだって何度思った事か。
今、水彩画を描いてもきっとそうなるんだろうけど、ちょっと山にでも行く時に持ち歩いて、川の水を汲んで絵を描くなんてちょっとかっこいいかも。
アブに刺されそうだけど。

その後、大丸のティファニーなどに行き病院に戻りました。
病院に戻ってすぐに美唄に帰ることになりました。

父がエレベーターまで送ってくれたんだけど、その時に、「明日は病院に来ない」と妻に聞かされました。
私は明日も病院に行くつもりをしていたからちょっとビックリ。
今度の土曜日は仕事があるから来れないし、来週は妻に仕事がある予定なので来れないし、そうすると次に父に会えるのは早くて３週間後ということになります。
そう思った瞬間、エレベーターの扉が閉まって父の姿が見えなくなり、けっこう寂しい気持ちになりました。
でも今度父に会うときは退院しているでしょうね。
今週中に退院する可能性が高いんじゃないかな？
ということは、もうこの北大病院に来ることも無いのかな？と思いました。
お世話になりました、北大病院。
私が大きな病気をしたら宜しくお願います！

父の検査入院から北大病院への転院、そして手術、回復、退院。
私達家族にとっては大きな事件でしたが、とりあえず一区切りの目処が見えてきたような感じです。
色んな方々に心配をおかけしましたが、なんとか”良い結果”で完結する事ができそうです。

今日の写真は北大の敷地内で花見をしている鴨のカップル。
さっき撮影。

北海道昆虫大好き！