今日は少し早く仕事から帰ってくるつもりでいました。
でも、妻が職場の送別会?だか飲み会だか何だかでいないという事を思い出しました。それで職場でひとり、ダラダラ過していたら7時半を過ぎてしまい、8時少し前に帰って来ました。
妻が豚丼用のお肉とご飯と味噌汁とナスとキノコのおかずを作って行ってくれたので、豚肉を焼いてタレをかけて豚丼を作って食べました。
職場では年度末に恒例の机移動があり、少し疲れました。
今日は見ているサイトの紹介をしたいと思います。
このサイトを知ったのはひょんなことからでした。
私の手とかの皮膚がガサガサになった事があって病院に通ったり薬を塗ったり、ハンドクリームをつけたりしてもなかなか改善しなくて、そんな時母がひとつの薬?をくれました。
それを塗ると何故かものすごい手がスベスベになるというのです。
それはハンドクリームとかそういうものではなくて、注射器の針が付いていないようなものの中に透明な液体が入っています。ペパリンと書いてあります。
実は死んだ父がガンで闘病中に胸から点滴をしていたんだけど、自宅でできるように胸に管を埋め込んでいて、それにペパリンが入っている針の無い注射器をくっつけて体内に入れるらしいのです。それが何の為かは知りませんが、自宅に大量に残されていました。父が死んだので使わなくなったのです。
そのペパリンという薬を手に塗ると何故サラサラになると母が知ったのかはわかりませんが、とにかくスベスベになるから使ってみなさいということで渡されました。
試しに針の無い注射器に入ったペパリンを少し出して手に塗ってみると確かにスベスベになるようでした。
しかし、そんな病人の体内に注入するような薬を手に塗っていいのかどうか?ちょっと恐ろしくなったので、インターネットで検索してみたのです。
色々なホームページがヒットして、副作用とかは無いのか?そもそも肌に塗っている人がいるのか?など調べていた時に見つけたホームページがひとつありました。
前置きが長くなりましたが、その見つけたホームページというのが、悪性リンパ腫というガン?と闘う女性のHPです。
20代の女性のようです。ハンドルネームはキティーさんです。
彼女の病気との闘いをつづっている闘病記。
キティーさんのホームページ
闘病記は最新のものがリンクされていますが、2002年より始まります。
闘病記の1ページ目
2002年夏の予兆から日記は始まります。
体に違和感を感じ、病院に行き、悪性リンパ腫が発覚し・・・・・。
彼女の闘病記を読んでいるとその壮絶さが伝わってきます。
専門用語が少し出てきてわからない部分もありますが、告知を受けた時の事とか、再発した時の事とか、再々発の事、骨髄移植の事、辛い治療や副作用の事、前向きに頑張る姿、死にたくなって自殺を試みたり安楽死を求めたり。
とにかく凄いです。
その闘病自体も凄いんだけど、自分の病気のことを包み隠さず文章にしている事も凄いです。
自分がこのHPを知ったのは函館の実家で、去年かおととしでした。
帯広に帰ってきてからも彼女のことが心配で、どうなってるかなぁ~とか、治ったのかなぁ~とか思っていたんだけど、アドレスとかを忘れてしまいました。
それでまた薬の名前で検索すればいいなと思っていたのですが、ペパリンという薬の名前を間違ってヘパリンと覚えていたので、検索にもひっかからずにいました。
最近になって間違えに気付き、彼女のHPを見つけることが出来ました。
本当に死ぬ直前までいった様子がつづられています。
20代の女性が背負うにはあまりにも厳しい病気だと思うし、もし自分が「ガンです」なんて言われたらショックでその場で死んでしまいそうなのに、一生懸命戦う姿を読んで尊敬します。
父も食道がんと咽頭がんで辛い闘病を送りました。手術で喉全部取っちゃったり食道も取っちゃったりして、その後の生活に支障が出たし、声も失ったし、死ぬまでに何度かガンの撮り残しとかが見つかって手術もしたし、父自身はどの位辛かったのか想像もできませんが、平気な顔していたりしてとても凄いと思いました。
でも最後は何日も苦しんで死んだわけではなく、あっさりポックリ逝ったというのもあり、HPの彼女のもう6年にもなる闘病や死の淵から生還してくるような死闘を読んでいると、父のそれ以上のものを感じます。
と、いうわけで、興味のある方は是非アクセスして読んでみて欲しいです。
6年間の闘病記なので、読むのにかなり時間がかかりますが、命について考えさせられたり、こんな辛い病気があるんだと知ったり、いろいろなものが得られると思います。
はやく彼女が病気になる前の元気な体になってほしいと願わずに入られません。
そして、そう言えば妻と結婚した時に二人で骨髄バンクに登録しようかと言い合いながら未だに実現していない自分の事を少し恥ずかしく思いました。
もしかして、どこかで苦しんでいる人を助けられるかもしれません。
病院が怖いんだけど、勇気を出して行ってみたいと思うんだけど・・・。
さてまたまた話しは変わります(今日の日記長いですね)
数日前の日記で「出す写真が無い」と言う様な事を書いたら道南虫の会会員であり私の高校時代の恩師である対馬先生から、アサギマダラの羽化直前の写真と羽化直後の写真が送られてきました。
日記の写真にしてもいいよって。
アサギマダラについては私のHP内にも紹介しているので詳しい説明は省略します。
北海道昆虫大好き!のアサギマダラのページ
対馬先生は道南中心にアサギマダラの研究をしています。
主にアサギマダラの道南への渡りや道南から本州への渡り、北海道で卵を産んでそれが成虫になっているか?とか、もしそうなら何を食べているのか?など。
本当は2枚いっぺんに出したいのですが、ひとつのブログで写真を2枚出す方法を知らないので1枚ずつ出します。
今日は羽化直前のアサギマダラのサナギです。
蝶のサナギにはいろんな形があって、マダラチョウ科はこのように下に垂れ下がるような格好です。形は豆みたいな感じですね。
マダラチョウ科で有名なのは例えば沖縄にいる日本最大の蝶、オオゴマダラとかありますが、羽化直前じゃないサナギは金属光沢のような光り輝くサナギです。でも蝶のサナギは羽化直前になると画像のように中がスケスケになります。
明日飲み会なので日記更新できないかもしれませんが、次の日記では羽化直後の写真を出します。
対馬先生ありがとうございました。
北海道昆虫大好き!