自分でできることがあるとついおせっかいになってしまう癖があります。例えば簡単な矯正です。小児の間に1本だけ上の歯が下の歯より中にはいっている子供がいます。MTMと言って短期間に簡単に治るケースがあると、開業当初はどうせ暇だし材料費は知れているし、タダでやってあげたりしていました。根っこが虫歯で抜歯しなくてはいけなくなっても、簡単な矯正をすればナントカ持つ場合もあります。そんなのもタダでやってあげました。するとどうでしょう、単なるおせっかい、無料だと軽くみられてしまうんですね。無断のキャンセルや、痛いから途中でやめてくれという人、それから2~3ヶ月かかると説明したのに、「そんなに時間がかかるのなら、やるんじゃなかった」と嫌みを言う人。あげくのはてには「矯正装置がとれた」って来院、「取れた装置はどこにありますか?」って聞いたら、「捨てた」とのこと、、、苦労して曲げたワイヤーが、、、トホホ、、、
結局お金がかかっていないし、あまり興味が無いんですよね。痛みに関しても、通院回数に関しても、手間暇に関しても覚悟がない、もちろんそんな人ばかりではありません。感謝されると、そんなことを忘れてしまって。処置が必要な患者様が来るとまたやってあげたくなる、、、学習能力がないのか、感謝される快感が強いのか、何度も何度もそんなことを繰り返し。「やっぱりお金はとらなくちゃだめなんだ」って気がつくまで随分時間がかかりました。
でもできることはやってあげたいのですよ、本当は、、、今勤務医を募集していますが、「自分ができることはやってあげたい」という「心」をもった人に来て欲しいと思っています。
結局お金がかかっていないし、あまり興味が無いんですよね。痛みに関しても、通院回数に関しても、手間暇に関しても覚悟がない、もちろんそんな人ばかりではありません。感謝されると、そんなことを忘れてしまって。処置が必要な患者様が来るとまたやってあげたくなる、、、学習能力がないのか、感謝される快感が強いのか、何度も何度もそんなことを繰り返し。「やっぱりお金はとらなくちゃだめなんだ」って気がつくまで随分時間がかかりました。
でもできることはやってあげたいのですよ、本当は、、、今勤務医を募集していますが、「自分ができることはやってあげたい」という「心」をもった人に来て欲しいと思っています。
歯の調子の悪いのは一番いやです。すぐ、トンで行きます。やさしくて、人がいいんですね。目には目を歯には、歯をと言う言葉があります。そういうことにしてみたらどうですか?
ただ若い先生には「数万円のこと」として軽く考えて欲しくはありません。患者さまにとっては一生のことです。