さよなら絶望先生 第８話・「私は宿命的に日陰者である」を見て寸評

　今回はBパートが特に面白かった。身の丈調査といいこの回の非難訓練といい、人のネガを取り上げているはずの作品が何故面白いのだろう。

　確かに、非難される事になれていなければ後々大変な事になるな、撃たれ強いかそうでないかは人間的なタフさとほぼ同等であるから、子供の頃から蝶よ花よと育てられた俺にとってこの世間の荒波は…絶望しかねない。

　女子キャラが取り上げられているわけではないのに面白い、つまりこの作品の勘所はそこにあるのではなく、全く別方向なのだろう…今更言うまでもないか。
　今まで、特別スタッフ色が出ているとは思えなかったけど、こういった皮肉を扱う回になると俄然生きてくる気がする。

　しかしキュリー夫人の件は知らんかったわぁ～。一家でノーベル賞取ってたなんて。小学生の頃に読んだ漫画の伝記で、夫も高名な学者だった（でも馬車事故で絶命…酷い）のは知っていたが。キュリーといえば婦人とほぼイコールだもんな。

　あと、特別印象に残ったのは智恵先生のてぃくびだな（結局それかよ）！


　追記：途中の望のシャワーシーンは、かの『サイコ』のパロ？あまりにも脈絡がなかった。


　





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