サトシアキラの湾岸爆走日記(自転車でね♪)改

一言:ここは俺が引き受けるから、早くクリスマスを……!

神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS 第9話・「野望:marcato」を観て寸評

2009-05-31 09:18:02 | 神曲奏界ポリフォニカ
 いよいよ物語も佳境かぁ……でもどういう訳かあまり緊迫感がないというか何というか。

 というわけで第9話(第9奏)です。

 創世楽器?(奏世、らしいです)が伝説ではなく現実に存在していたというのは、日本で例えるなら天沼矛(あめのぬぼこ)が存在してたとか、とんでもないレベルのお話ってことなんだろう。確かに、世界を作ったようなモンがあるなら、またその逆も可なりと。そりゃあ厄介だ。
 しかし、再創世とはこれまた想像の域を出ないというか。他に危機感を煽るべき適当な事象も見あたらないのは確かだが。世界を再び作り替えちゃうってことは、そこにいる人間全てを否定するって事だから、直接的にピンと来なくても、どこかしらで拒否反応を示して然るべき……

 だが、再創世を『嘆きの異邦人』が画策した意図がまだ不明のままだから、一方的に突きつけられて危機を煽っているだけという感覚の方が大きいな~。要するに釈然としない。

 そんな中でも、コーティのフォロンの結びつきの強さを再認識せざるを得ないというのは、この作品のメインテーマを体現する存在として、非常に意義のあること何ではないかなぁ~。ちなみにサブテーマはニーソ・フェチカットだったりすると思うのだがどうだろうか。
 そういえば、この作品ってジャンル分けするなら(そもそもジャンル分けする事自体に意義があるのかどうかとして)、どういう区分になるのだろうか……いや、大まかにラノベって意味ではなくて。ラブコメか?アクションかも知れぬ。基本的にどうでも良いような気がする。

 あと、細やかな描写で二人の結びつきの強さを示してくれても良かったかなぁ。例えば、フォロンから送られたブレスレットを喜んでいるコーティを見て、ペルセが一瞬寂しそうに視線を外すとか……でも次の瞬間には諦めないぞ的な生き生きとした表情を見せるとか……ここらへんが物足りない。


 ……とまあエラそうなことをヌカしてみるが、そんな事を言うのも最後まで個別記事を書こうとするのも、全てはフォロンとコーティが好きだからということに他なりません。ええ誰が何と言おうとも。在宅アニメ品質管理者の仕事も楽じゃないぜフヘヘ。


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2 コメント

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お久しぶりです。 (内田)
2009-06-01 23:41:25
こんばんは。以前何回かコメントさせていただきました、内田です。
日記は時々チェックしてましたが、なかなか書き込む時間が無かったもので…。
久々に書き込むわけですが、お元気でしょうか?あれから小説の方は完成までたどり着けたでしょうか?

さて、日記についてのコメントを…残念ながら僕の地元ではこの作品も放送していないので見れていませんが、今作はどんな感じなんでしょうか?前作は作画などで、色々話題になったみたいですが…。何か前作ほど話題になってないので、気になりました。見れるレベルにはなってるみたいですが…。
この作品のキャラは良い感じですね。正直小難しい設定とか要らないような気がします(苦笑)。

それでは今回はこの辺りで。また色々さ書かせていただくと思うので、よろしくお願いしますね。
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Unknown (サトシアキラ@管理人)
2009-06-02 00:17:26
 こちらこそお久し振りでございます。励ましの言葉を戴いたことをよーく覚えております。

>あれから小説の方は完成までたどり着けたでしょうか?

 それがなんというかその……まあ……まだまだ道のりが長い、ということしか。本当に厳しいものです。

>何か前作ほど話題になってないので、気になりました。見れるレベルにはなってるみたいですが…。

 この『前作ほど話題になっていない』というのが良くも悪くもキーポイントでして、前作は主に作画面で物議を醸した訳ですが、仰るように今作ではそれは改善されています。
 しかし、それ故に一件飛びつきやすい話題性に欠けているのもまた事実でして……前作は、実はその下に良質な物語や描写が隠されていたのですけど、それも……という塩梅でして。

>この作品のキャラは良い感じですね。正直小難しい設定とか要らないような気がします(苦笑)。

 まさしくその通りでして、一言で言ってしまえばキャラ萌えするしかないと思うんですよ。
 そもそも原作が割と硬めの文章でくだけた雰囲気を醸し出すという独特なものなので、そこらへんが表現されていると問われると、です。

 それでは、またお気軽に書き込みおねがいします。
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